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数日たちましたがつらつらと映画「この世界の片隅に」のことを思い出しています。
前回は内容の感想にはほとんど触れておりませんでしたが、あまりに胸がいっぱいすぎて何を言っていいのかわからなかったというのが本当のところでして。なんというか、下手に言葉にしてしまったらこわれてしまいそうな、そんな感動なのです。
とりあえず、感想第二弾ということで個人的に映画の中で特に印象的だったことをあまりネタバレしないようにいくつかあげてみようかと。
<かつて、爆心地にも街があった>
これは戦後生まれの人間にはとりわけ想像するのが難しいことだと思います。映画の力は素晴らしいですね。確かに、映画や時代劇でも古代ローマとか江戸の町並みとか実に見事に復元してみせてくれたりはするのですが、私が知る限り当時の広島の街をこんな風に見せてくれた作品はこれが初めてです。素晴らしいのは再現映像ではなく、そこが実際に人々が息づいていた街であるということを描写で示していること。ほんのワンショットでも並々ならぬスタッフの思い入れが溢れていました。
自分の故郷の長崎市にも爆心地(平和公園)があるのですが、あそこにも当然、街があったんだよなあ……と改めて考えさせられました。
<玉音放送を聴いたあとのみんなの反応>
主人公すずさんの義理のお姉さんの反応が一番好きでした。怒るでもなく、悲しむでもなく。
逆にすずさんがああいう風な反応をしたことが意外にも見えるかも知れません。
私事ですが、祖母と、亡くなった祖父(共に被爆者)に戦争や原爆について長時間話を聴いたことはありません。祖父は徴兵のために進路を断念し出兵したということだけは知っています。
でもいつだったか、祖母が「絶対に勝つと思っていたのよ」とつぶやいておりました。
勝つと信じていたからこそ耐えられた辛苦も多かったのではなかろうかと思います。すずさんの、張りつめていたものがキレてしまった様子はそんなことを思い出させてくれました。
<戦艦。。。>
艦これや刀剣乱舞はまったくの娯楽ゲームですが、キャラクターの基本設定は実際のものを使っているのでその特性を自然と覚えられてしまうという機能も持っています。大して知識のない自分でもなんだか他人事とは思えないものがありました。劇中で呉軍港に入港する軍艦の名前が出るたびに迫りくる破滅の運命を思い、胸が震えましたね……
<戦闘描写、食べ物描写>
どちらもこんなものは見たことがない!というぐらいのリアリティー。美し過ぎて、それが逆に本物以上に本物らしいという表現の極限にまで迫っていた出来ではないでしょうか。戦場描写が過激な戦争ものは数あれど、こんなに細やかな表現を見せてくれたのも本作が初めてです。
他にも沢山たくさんあったのですが、追いきれないですな。音楽も良かったし背景画も良かった。エンドロールの最後の瞬間まで味わいがあり。とりあえず円盤が出たらこれは名作として揃えたいですねぇ~~
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