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2026/02/04

生物と神の狭間で

映画「シン・ゴジラ」観てきました。

 白状しますと、ワタシこの映画は先月まで完全にノーマークでした(土下座)
 1984年版ゴジラは劇場で観たりして大好きでしたがね…沢口靖子がキレイでね……なお年齢
 ツイッター上であまりに評判が良かったので劇場鑑賞しに行った次第。

 今更強調することでもありませんが、庵野秀明さんの監督作、私は昔から大好きであります。
 とりあえずエヴァは全部劇場まで観に行ってるぐらいには……
 
 いやーぶっ飛びましたね。
 これほど頭をがつんと殴られるような作品はそうそうありません。観に行ったのは土曜日なのですが未だにグルグルしています。余裕さえあれば二回目を観に行きたいぐらい……!
 ここまで何日も続く衝撃を受けた映画はぱっと考えても「ジュラシック・パーク」、「ロード・オブ・ザ・リング」以来ではなかろうかと。ほんとに。

 ちな、元来洋画好きな自分が過去にひとつだけ、二回観に行ったことのある邦画があります。
 それは「ガメラ2 レギオン襲来」。そのワリに内容あんま覚えていないしww ←
   やっぱりただの怪獣映画好きじゃねーか。。(一人ツッコミ)
 当時、この映画の特撮監督であった樋口真嗣さんも今回、シンゴジの監督でございます。
 シンジ、か……(やめろ)

 さてこの「シン・ゴジラ」。世間の皆さんがネタバレしないようにしつつ熱く感想を言っていた理由が今はよくわかります。
 なぜなら、未見の方にはぜひとも劇場でこの恐怖と感動をじかに味わって欲しいから……!
 なので私も重大なネタバレなしでなんとか感想を伝えようと思います。

 まあ、始まりは怪獣映画っぽく始まります。東京湾に異常発生。
 3.11を強く意識してつくられた本作の破壊シーンは、震災を経験した我々にはちと辛いぐらいのリアリティーを持って迫ってくるでしょう。
 で、過去のゴジラ映画のセオリー通り未知の怪物が上陸してくるわけなんですが。

 まず初めて”ゴジラ”がスクリーンにはっきり映し出された瞬間、背筋が凍りつきました。
 これは、エライもんを観に来ちまったぞ、と。
 庵野さんの作品だと覚悟してきたはずなのにまったくその覚悟が足りてなかった。
 それをあのワンショットで観客にたたき込む凄まじいクリーチャー造形には震えるぜハートッ……! あんなの、ハリウッドじゃ即行却下されるわwwwww 映倫、映倫!(違) 
 というかこの映画、全体的におかしいから(褒め言葉) セリフが多すぎるから!(でもそれが楽しい)

 この予感というか悪寒というか戦慄は、ノンストップで続くことになります。
 中盤の絶望、後半の高揚、まさに王道のエンターテイメントでありながら全く新しい!
 
 (これなんてエヴァ序……? みたいな流れでもあるのですが もはや様式美のレベル!)

 それから本作にはハリウッド映画で登場するようなヒーローやヒロイン、超能力者、純真な子供なども一切登場しません。またハリウッド脚本術等の執筆者が見たら怒髪天をついてしまうんじゃないかと思うぐらい、必須なはずの際立ったスター性のあるキャラやら感動のサブストーリー(もしくはロマンス)などといったものも見当たりません。
 活躍するのは官僚、政治家、はみ出し者、自衛隊、そしてその”日本の中枢”を助ける、画面にすら写らないかもしれない業者や行政、あるいは逃げる市民たち。個にして全、全にして個、という言葉が頭をよぎることでしょう。

 まさに、日本対ゴジラ。

 普段は堅苦しさしか感じない日本の官僚機構をここまでカッコよく描いたものは初めてじゃないか、っていう……笑。
 戦場は東京です。71年前に焼け野原になった日本の首都です。 
 原爆を二発も落とされなお原子力に頼らざるを得ない現実を生きている国、そこに原子力怪獣にして神にも等しいゴジラが襲い掛かってくるわけです。

 そういえば「エヴァQ」と同時上映だった「巨神兵東京に現わる」。
 あれも震え上がるほど恐ろしくも美しい短編映画でしたが、決定的に違うのは対立構造があることですかね。あっちはただひたすら巨神兵に蹂躙されてしまうという内容でしたから……

 そして、なんといってもクライマックス。。
 言いたい! だが言えない! とりあえず、毎日毎日ボクらは……状態で見慣れているはずのあいつらの雄姿に私は泣いた、ちょう泣いた、とだけ言っておきます!

 私、モノを書いてる時はあまり他のものが吸収出来なくなるのですが(キャパ小)、この映画はいい刺激になりました。それどころか「お前も好きにやれ」と、庵野監督からどつかれたような気が致します。

 明らかに過去のゴジラ映画と違いすぎるだろうって意見もあるかと思いますが、私たちの世代が知らなかった恐ろしいゴジラ、畏怖すべきGODZILLAの姿がここにあります。日本人としても色々考えさせられる場面が沢山。夏の思い出に、ぜひ!

   ちな、エメリッヒ版も劇場で観ましたが(棒)2014年のゴズィーラは観てません。エメリッヒ様謹製のやつよりは評判良かったみたいなので近々見ます。

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2016/08/16 こんな映画を見た・・・ Comment(0)

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営業事務員
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本屋街放浪
自己紹介:
 年にせいぜい一回か二回、自作小説を投稿するために年中無休で四苦八苦(・∀・) 某賞で3回続けて最終選考落選したり諸々落ちたけれど、わたしは比較的げんきです。

 映画や世界史、展覧会鑑賞、庭園巡りが好きです。 

 好きな作家はゼラズニイ、ライバー、ヴォークト、トールキン、マキャモン、レズニック、メルヴィル、皆川博子様などなどなど……

 音楽、ロック系洋楽好きです。
 30 Seconds To Mars, MUSE, New order, Nightwish, LINKIN PARKなどなど。ゲームや映画サントラも聴きまくります。 
 
 
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