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ゾンビの前になぜかフランケン祭り!(カオス)
「フランケンシュタイン家の双子」
「フランケンシュタイン家の亡霊」 ともにケネス・オッペル著(創元推理文庫)
この方はカナダの小説家(ヤングアダルト系?)さんだそうです。この2作、とくに番号は振られてませんが話としては完全に続いてました。
あまりにも有名な、メアリー・シェリー原作のホラー(SF?)小説の金字塔「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」の主人公、怪物を生み出すヴィクター・フランケンシュタインの少年時代を描いた小説。なんと、この前日譚ではヴィクターにはコンラッドという双子の兄がいるのです。そこが最大にして最重要の”改変”ポイントかと。
改変といっても元の世界観から大きく逸脱することなく、全体の雰囲気も古き良き古典ホラー。けれど新風というか、そこになんとラブコメ(コメではないかもしれないが……)要素まで……v 凄い、目を見張るような仕掛けが!ってわけじゃないんですが、とにかく上手い、上手いわぁ~~とページをめくる手がなかなか止まりませんでした。
原作ではきわめて淑女然としたエリザベス・ラヴェンツァ嬢が一転、イキイキとした、それは奔放かつ魅力的な美少女になってるのもポイント! ヴィクターとコンラッド、おまけに友人代表ヘンリーまで加わって四角関係wwww \(^o^)/ 思わず「エリザベスサン、スコシオサエテ」とスタッカー・ペントコスト司令官口調(パシリム字幕版)でたしなめたくなるほどに罪な色気ビーム!(何)
まあ、ネタバレしない程度に内容をほのめかすと、コンラッドは前半、当時としては不治の病に侵されてしまいます。ヴィクターは兄を死の運命から救うために数々の禁を破り、錬金術や魔術すれすれの神秘の世界に没頭し、やがては「怪物」を作り出す下地を築いていくという。
「双子」はまさにヤングアタルトホラーというか海外ラノベ風といってもいいようなテンポのよい内容でしたが、「亡霊」はけっこうファンタジー色が強くて個人的にはこちらも好物でした。「双子」に出てくるポリドリ(実在のあの人から名前を取っているんでしょう)とかもいい味出してましたねえ。
で、今、ついでというかいい機会なのでメアリー・シェリーの原作も買って読んでますv
ずっと昔に児童書のフランケンシュタイン(痛快世界の冒険文学っていうシリーズの一冊)は読んだり、映画を見たりはしていたのですけど、ちゃんと読むのは初めて。これを19歳で着想したシェリーさんはやはりただものではありませんよ……しかもいかなる先行作品もない時代に、ですよ? ウェルズとかヴェルヌより50年近くも前ですしねえ。
フランケンものといえば、クーンツとかもたしか早川あたりから出していたなぁ……でも長すぎるのも手が出しにくい。今回は2冊で、ちょうど良かった。創元さんの海外文庫、灰色背表紙や紫(SF)とは昔から相性のいい私です……(逆に、黄色……つまり国内作家とはどういうわけかあまりよくない……)
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