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最近見た映画。
「クリムゾン・ピーク」(2015年 アメリカ)
大好きなギレルモ・デル・トロ監督作品!!
これは年初、劇場で観る気満々だったのですが、予告編をみたら画面がそれこそデスクリムゾン状態で(ヤメロ)どんなスプラッタだよぉぉと震え上がってしまい躊躇ったという。なんでも見れるようでいてわたし、ガチ・ホラーと痛映画はダメなんですよね……
吸血鬼とか怪物、ゾンビ系はお友達枠なので大丈夫ですが。
しかもデル・トロ監督っつったら「パンス・ラビリンス」のようなトラウマ級精神攻撃までしかけてくる筋金入りだしなああ。。
で、ようやく今頃レンタルで見ましたが、思ったより怖くなかった ←
スプラッタや超常現象的な意味では、な!
ゴシック・ホラーと銘打たれていることが多いですが、これは監督本人も言っているように古き良き?「ゴシック・ロマンス」ですね。そこにポー風味のアッシャー家ばり阿鼻叫喚や愛憎劇が入り混じり、後半はまさしく戦慄のジェットコースター!
当初の舞台は20世紀初頭、好景気で沸く新興国アメリカ。孤独な若い令嬢の前に突如現れる、影のある英国貴族の美男子。
周囲で起こる不幸、謎めいた義姉、やがて結ばれるも、海を渡った先の今にも崩れ落ちそうな館で彼女を待ち受けていたものは……
先ほど、これはゴシック・ロマンスですねと断言しておきながらぢつは観ている間、わたしの脳裏にあったのはただひたすら「横溝正史スペシャル!!」という文言でしてな…… ←
しかし本作における金田一先生?はちょっとヘタレ(笑
証拠品のレコードを大広間で大音声で聴くヒロインとかちょっ、大丈夫かと思いつつ
話の筋はあんまりひねってなくて逆にびっくり。本当に怖いのは人間だよね、という。
幽霊に関しては、映画館で見た方が間違いなく怖かったと思います。
単なる恐怖具合ならデル・トロ監督の初期作「デビルス・バックボーン」の方がじっとりと陰気で怖かったかな。「クリムゾン・ピーク」は舞台が華やかな分、よくも悪くも紛れますね!
わたくし元来ゴシック大好きですので、横溝っぷりはともかく(←)この映画の気合いの入りまくった美術には心底感銘を受けてしまい、その後在庫僅少だったメイキングブックまで探し出して買ってしまいました(ま た で か い 本 を)
パシリム本、制作ノート本と、デル・トロ関連本棚がまた増えたよアハハハハ……!(白目)
恐怖姉弟のそれはそれは恐ろしい、映画で直接的には出てこないような裏設定までびっしり書かれていて、デル・トロ監督のこだわりぶりに打たれるばかり!
個人的に英米なら19世紀半ばぐらいの文明レベルがドストライクですが、これは旧世紀と新世紀の境目に現れる真っ赤な亀裂のような物語とでも申しましょうか。由緒正しき英国貴族の姉弟が、貧乏ゆえに先代の古めかしいドレスやスーツを身づくろいしながら着続けているという設定だけでも絶妙です。
最後に、偏見によるキャスト語り。
ヒロイン:イーディス役のミア・ワシコウスカ。
言わずとしれたアリス・イン・ワンダーランド。こういう固い感じの美少女大好きです。冒頭から、このヒロインならどんな悲惨な目にあってもなんとか切り抜けるだろうという信頼感があります。作中ではメアリー・シェリーを心の師とあおぐ熱烈なる小説家志望者。「女性なら幽霊譚よりラブロマンスを書いたらw」と編集者に一蹴されている姿は色んな意味で他人事とは思えず……(遠い目)
ヒーロー?:トーマス役のトム・ヒドルストン。
次期ボンド役の呼び声も高い、最近一番勢いのある英国人俳優さんではないでしょうか。作中では許容範囲ギリギリラインのヒーローを熱演。どうあっても闇から光の中へは抜け出せない宿命の人。でも後半、闇の中でもイーディスのためにもがき続ける姿は胸を打たれます。
ヒーローの姉:ルシール役のジェシカ・シャステイン
こういう美女にこういう役所とドレスアップを惜しまないデル・トロ監督はまったく正しい。この映画の舞台設定といい、後半はほぼ彼女の独壇場でございます。スケ〇ヨ、見せておやり!!!( ※全く違います)
ヒロインの幼馴染の医者:アラン役のチャーリー・ハナム
見終わって、エンドロールで気づいた……あ、あんた、パシリムのローリーだったのか!! コスチュームのせいで分からないよ。ちょっと影が薄いけど呼ばれてもいないのにわざわざ大西洋まで渡ってくるその男気は嫌いじゃなかったよ。
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