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さて、引き続き二日目の歩け歩け大会の模様をお送りいたします。
吉野→橿原神宮前(近鉄吉野線)からバスでまず向かったのが、今回どーしても見たかった所のひとつ、石舞台古墳でございます!
やはり奈良といったら古墳デスヨ……! 歴史はよく分からないという方も、この古墳の写真だけは一度は目にされているのではないでしょうか。
奈良盆地というところは、高松塚古墳や謎めいた巨石群など、どこか神秘的かつ宇宙的なイメージが致します。岩舟伝説とかもあるしね。
しかし、私の中の石舞台古墳は!もっと具体的にSFイメージなのです!(力説)
それは、忘れもしない。私が高校生の時にほぼ生まれて初めて読んだ長編SF……小松左京の『果てしなき流れの果てに』のちょー有名な冒頭シーンは、奈良・飛鳥の地にあるとある古墳の中で起こっているある事から始まるのです。それが、まさにこの石舞台古墳。感無量!
ファーストコンタクトのこの話がとにかくスゴすぎて、訳が分からずも衝撃を受け(←)、思わずアシモフ、ハインライン、クラーク、ヴォークト等々、そろい踏みの岩波SF大全集にも手を出してしまったあたりからナニかが狂い始めたという……胸熱☆\(^o^)/
そんな超絶個人的な思い入れより石舞台を探検せねばですよ。なんと中に入れるんですね。
まあ、歴史の荒波にさらわれてすっからかんですが。創建当時はどんな姿をしていたのでしょうかねぇ。
さて、ここからがまーた万歩計のメーターがフル回転ですよアハハハ……!(白目)
天気も良かったのでウォーキング大会みたいなものが開かれていて、結構どこもにぎやかv
そんな人波から外れて、我々が次に向かったのが岡寺です。
ここ、事前情報で「結構坂がスゴイ。レンタサイクルで行こうとは思わないこと」ということだけは分かっていたのです。
「坂がすごいってさ……どうするよ……」
「でも、草壁皇子が居た場所らしいよ?」
「なにぃぃ?! 行こう」「行こう」 ←
草壁皇子といえば、梨木果歩さんや皆川博子様といった作家様がともに題材にした、古代史の悲劇の皇子様でございますよ。坂だろうとなんだろうと、両作家様のファンである我らが外せるわけがなかった……。
噂以上にアレな急斜面(坂っつうより急斜面!)の果てに、岡寺に無事着きました。ナナメなのは私の視界がもはやナナメっていたからです!
でもここの高台からの眺めは最高でした。飛鳥時代もこんな風だったのでしょうかね。
サア下山! まだまだ見るものがたんとあるんだ! 頭痛どこ行った…。いやほんと、日中動いている間はわりと平気なんですよ。ただ、なぜか回復が追いつかないだけで\(^o^)/
歩いて歩いて、次に着いたのがコチラ。
伝飛鳥板蓋宮(あすかのいたぶきのみや)跡。
ここに来るまで私も何のことやら知りませんでしたが(所詮そんなものだ……)、乙巳の乱で蘇我入鹿が暗殺されたと考えられている宮の後だそうです。
広大な田畑の真ん中に現れるこの遺構自体は、もう少し時代を下った天武天皇の時代の「飛鳥浄御原(あすかのきよみはら)宮」のもので、板蓋宮はこの遺構の下に埋まっているそうな。
もう、岡寺が済んだあとはレンタサイクルでも良かったんじゃないかレベルで移動距離が延びに延びまして。
次に向かうは、また遺跡です。
とりあえず歩けば遺跡に当たる!なんだここはパラダイスか?
……これまた少々説明が必要な感じですが、ここは「酒船石遺跡」でございます。古代マニアには有名です。これまた感無量! おそらく天皇にかかわる重要な祭祀場跡ではないかと言われておりますが、いまだよく分からないことも多いようです。
上の写真の真ん中、丸っこい部分は亀の形をしています。謎。
日本、それも古都奈良や京都というと見事な木造建築のイメージが強いような気がしますが、この時代は巨石文明だったといっても過言ではないのでは。
このように歴オタ欲は満たされつつも体力ゲージがまたしても赤疲労な我々……
それでも、歩くのをッ、止めないッ!(ヤケ)
さあ、やっとのことで着いた最終目的地。やっぱり博物館の一つも行かないと気が済まない! 「飛鳥資料館」についに到着。ですが……
スミマセン! 余りに疲れ果てていたせいか、建物の写真を撮ってくるのを忘れました。
飛鳥資料館のお庭には、花崗岩で作られた飛鳥の石人像や亀石の、おそらく原寸大複製がボンボン置かれていて、まるでどこかの近代アート美術館に迷い込んだようなv
資料館の中ではちょうどキトラ古墳と古代の天文学に関する、この手のものが好きな人種には垂涎モノの展覧会をやっておりました。がっつり観てきましたし図録も手に入れました、が!
つ か れ た \(^o^)/
我々は結局、一日目の吉野山グルグルに匹敵するような距離を踏破したのでありました…orz
宿は奈良市内でしたので、この資料館からバスで橿原神宮前に戻り電車で奈良入りしました。
バスも電車も、例のウォーキング大会の参加者さんたちで超満員でして、結構アレだったのですが、それどころではないぐらいの疲労度であまり気になりませんでしたな。
つ か れ た \(^o^)/ (二回目)
夕飯は、前夜の旅館の豪華御膳とは打って変わり奈良駅近くの商店街のレストランでカツカレーでしたv 昼間は駅のドトールでちゃちゃっと済ませましたし。とにかくコーヒーを飲まないと動けないのですよ……(ダメダメ) だいたいそんなものです……ドトール好きだよ…(告白
食欲が戻ってきていたのでそれは良かったですね。相変わらず熟睡は出来ませんでしたが、一日目よりはマシ。
そんなこんなで地べたを這いずるようにして堪能した豊穣なる飛鳥の地。良かったです……!
この謎旅行も、あと一日でございます、ハイ……(薄笑いを浮かべつつ次回へ続く)
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