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本と、ゲームだけが友達さ……(遠い目) な日々、楽しませてもらった本の一部をご紹介。忘れないうちに!
「東京の巨大地下網101の謎」(宝島社)
「東京建築さんぽマップ 最新版」松田 力・著(エクスナレッジ社)
そりゃ、動けないからね! せめて本の中でうろつき回りたいヨネ……というわけなのか、何なのか。見ればお分かりのとおり前者は地下編で、後者は地上編ですな。地下のほうは読み物系ですが、さんぽマップはオールカラーで多数の味わい深い建築物が地図に沿って紹介されており、著者のスパイスの効いたコメントと合わせて眺めているだけでもほんとに楽しい。すでに解体された建物もあり貴重な記録でもあるのでは。
「竜のグリオールに絵を描いた男」 ルーシャス・シェパード著(竹書房文庫)
最近めざましい異色ぶりを発揮していると好事家の間で評判(多分)の竹書房からまたしても! あまりにも巨大な竜グリオールが、文字通り世界を掌握している平行世界が舞台の、驚くべきファンタジー集。面白すぎてすぐに読み終わってしまったことだけがマーヒーな入院患者的には難点w 流麗なる筆致と熱いプロットが忘れがたい。他にも中篇があるとのことなのでぜひ出版して頂きたいもの。
あとがきを読むと竜があるものの象徴……とあるけれども、まあ言われてみりゃそんな気もするな、ぐらいですかね。ていうか作者の経歴もスゴイ。本当ならば!
「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」上下巻 ユヴァル・ノア・ハラリ著(河出書房新社)
本好きの友人が「お見舞いに本を買っていくから!」と申し出てくれたのでリクエストしたのがコレなんですが、題名を見た友人はしばし考え込んでしまったようですwww す、スマン!! もっと色んな自重すべきだった……しかも上だけで良かったのに下まで……!
内容は「サピエンス全史」同様、軽妙な文体で読ませてくれますがこれぞ病床の上でジリジリしながら読むのに最適な内容だったのかもしれませんな。我々人類の思考のすべてはアルゴリズムが命じているものに過ぎないのか。いまや神や権力者すらも安穏と出来ない時代に入りかけ、やがて超格差社会が訪れる…?! そして最大の謎は、なぜ生物には”感情”があるのか……これでもか、というテーマがテンコモリされています。
でも、病人としてはいちいち健康チェックしてくれるAIってやっぱり便利だよな、と思いました。昔はそんなことミジンコも考えなかったけど…(遠い目) まさに「ハーモニー」の世界……!
しかしコレ、著者の云う通り健康管理だけで止まらないのは目に見えていますな。生活、趣味、人生の選択、すべてがAIなしでは生きていけない世代の誕生はもう目前……と、どうやら旧人類のカテゴリに留まりそうな自分は思うわけですよ…\(^o^)/…
最後になりますが、入院中、上記の本やアレコレ物資を運んできてくれた家族たち、そしてお見舞いや、メール等でのやりとりで励ましてくれた友人たちに何より感謝致します……!
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