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遅ればせながら旅行記・平戸編その2です! ああ、旅行中はまだ暑かったのにリアル世界は冬にまっしぐら……月日が経つのはほんとに早い……(遠い目)
2011年に復元された平戸オランダ商館の倉庫です。もうここが観たいが為に平戸まで来たといっても過言ではありません……! 中は史料館になっています。
オランダ時代を彷彿とさせる館内は厳密な考古学調査やオランダ側の史料なども参照され、非常に忠実に作られているそうです。
今回は初めての土地ということもあって、私はいさぎよく(?)ウェルカムガイドさん(2時間で1500円)を予約しており、その方と一緒に平戸市内を見て回りました。なにせ体力のリミットゲージが年々短くなっているので、道に迷って消耗している場合ではありません。ホテルにカバンを預けにいった時点でアレだったけど
ガイドさんのおかげで道に迷うこともなく、またもちろん詳しい説明も聴くことが出来、非常に効率よく見れて大変良かったです!
商館時代の平戸にはイギリス商館もありました。オランダ、イギリス両国ばかりかポルトガルや中国などとの貿易でも富栄さかえたのですね(まあいろいろと駆け引きもあったのですが)
イギリス商館跡地にも史跡があります。
で、右の写真は三浦按針ことウィリアム・アダムスのお墓。
ちなみにお墓は私が泊まった小高いホテルのさらなる山上にございます。この写真の並べ方だとまるで隣り合っているかのようにみえるな……ちがう、ゼッタイ。
平戸市街では「家康と三浦按針を大河ドラマに!」という署名活動が行われているのを何度か見かけました(署名してきましたv) 現代でも地元の人たちに敬愛されているのですね~~
こちらは平戸観光での目玉のひとつ、”寺院と教会の見える風景”スポット。
正直いってガイドさんが案内してくれていなかったら見過ごすか辿り着けなかったと思います(断言) ありがとうガイドさんっ……! 写真も撮ってくださるし一人旅の身にも嬉しい。
静かな雰囲気で素敵でした~~
平戸ザビエル記念協会。グリーン色が大変美しい教会でもちろん必見。
中も拝観出来ますが写真撮影は禁止です。聖所ですからね。
平戸の美しき夕暮れ。温泉にもたっぷり入れて疲れも取れました。
そしてポルトガルの修道院時代から伝わる秘伝のレシピで作られたという「平戸ケイジャーダ」。カスタードクリーム入りのチーズタルト。正直言って今まで食べたチーズタルトの中でいちばん美味かったです!! お取り寄せする勢い!
いやはや、とても平戸の魅力を語りきれたとは思えませんが、とりあえずこれにて。
まだ初日デスヨー!www
こんにちは。11月ですね。早いですね。
のっけからなんですが、このブログ、もしかしたら年内に終了せざーるを得なくなるかもしれません…… なぜならこのPCがいまだWindows7であり、10に移行する予定もメドも立っていないからであります!(威張るな) まあ、騙しだまし使う分にはどうにかなりそうですけども……?
来年のPCが何がどうなるか分からない以上、書くべきことは今のうちに書かねばなりません! 年内に!
およそ一カ月前に行って参りました長崎~佐賀~長崎旅行。その一端をご紹介出来ればと思いますのでどうぞお付き合いください。全何回かは不明! しかし年内には完結するでしょう。
そもそも自分は長崎県出身でありながら、ほとんどその周囲というものを知らずに生きておりました。特に自分がことのほか好きなテーマ、海外交易史と長崎は切っても切れない土地。出島さんはもう行きつくしている……(今回も行く予定だけど)
平戸さんは?? 行きたいー行きたいーとと数年前から野望を燃やしておりましたが、正直言ってどうやって行けばいいのか分からない…… でもワカラナイとか言ってたらいつまでも行けない! 調べました。車ナシ人間でも一人で行ける方法を。成り行き任せの旅はやめて事前に頭を絞りました( 今までどんだけ)
始発で出発→羽田空港→長崎空港→乗合タクシーで佐世保→佐世保駅前から路線バス→平戸桟橋着ーー! この時点で12時ww そして暑いwwww(恒例)
だが!無事たどり着いた!!
結論から先に申しますと、平戸はヤバイくらい良かったです(語彙力)
適度な距離感、町並みの整った雰囲気、歴史的風情、温泉あり、そして強調してもし足りぬ歴史的スイーツ天国っぷりアンド豊かな海産物。時期にもよるのでしょうが混んでないのもよい……!
非の打ちどころがありません。
しいて言えば、平戸の象徴たる平戸城が改装中で見学できなかったことぐらいですよ! まあいいんです、ワタシ、だいたい改装中にぶちあたるのでw
まずはえっちらおっちら坂道を辿って松浦史料博物館へ。かつて平戸に商館を開いたオランダとイギリスの国旗がまぶしく海風に翻っています。溢れる平戸感にすでに感無量ッ! ここはかつて平戸藩のお殿様が実際に住み政務も執り行ったという由緒ある居城跡でもあり、平戸の歴史が分かる史料館になっています。
で、ここの資料館内にあるレストラン「キッチン眺望亭」。
ここに着いた時点でほうほうの体になっていたワタシにはもうオアシスのようなレストラン。眺望亭のお名前どおり、クーラーの効いた部屋から平戸の街を一望しつつ食すベーコンポテトピザはまじ絶品! 長崎産のジャガイモ美味しい!
いや、そもそもなぜ着いた時点でそんなに疲れてんだよ?って話ですが、階段や坂道が多いのもさることながら、予約したホテルに徒歩でキャリーバッグを預けにいってしまったからです。
山の上にある「旗松亭」さんという立派なホテルだったんですけどね……道がね、どれ? これ?? これなの?? っていう坂道だったからですよ……何を言っているのかry
帰ってから調べたら、桟橋で連絡すれば送迎車できてくれたみたいですwww ←
次は、すぐにでも頼むわ……。
左が、そのホテルへ向かう石の坂道。オランダ商館時代に築かれたオランダ塀! こういった壁で外国人と日本人の居住地を分けていたそうです。これを眺めながら歩けたのは良かったです。この先はジャングルいえ森の小路に繋がっていました。クモがいっぱい巣を貼っていました。クモの糸に何度か絡まってヒィィッと叫びました。これ以上は言いますまい。ワタシはともかくこれから行かれる方には謹んで送迎車召喚をオススメ致します。
平戸の町中には足湯や、ゆかりの人物の銅像などが飾られていてほんと気分が盛り上がります。とりあえず、グダグダではありましたが初回は導入(?)までで~~!
本日は国民の祝日のおかげでじつに久々に家におりました。ありがとうございます。
よ く 寝 れ た !←
そして非常に今更ながら、長崎旅行のお話をする前に青森旅行の三回目をお送りせねばならないということに気が付きました。訳がわからないよ! スミマセン! やはり旅行記に大事なのは勢い……(反省) 青森の勢いを探すのが一苦労ですが頑張ります、青森のために。
さて、青森で宿泊した酸ヶ湯温泉。
まさに八甲田の懐に抱かれるような秘湯で、非常に珍しい混浴大浴場”ヒバ千人風呂”の温泉でもあります。えっ、と思うかもしれませんが、1時間程度の女性専用時間なども設けられておりますのでご安心を!! ワタシもその時にさーっと入り、あとは普通の男女別の小浴場のほうでまったり過ごしました。
宿泊施設内には湯治にこられたお客さん用の長期逗留用の棟もあります。
一泊しただけですが、肌がスベスベになりますっ……!
そして、二日目のはじまり。霧の十和田湖と、十和田神社。
龍神信仰や修験道の歴史が残る、とても佇まいが素敵な神社でした。
奥入瀬。どの四季に訪れても安定の美しさ……!
しかしこの時はヒグマが出没しており遊歩道は通行禁止にっ!
車道から見るだけかと思われましたが、運転手の友人が頑張ってポイントごとに車を停めて写真を撮らせてくれました!
いよいよリンゴどころ、ディープ青森へ……!
この日はゆえあってルートを変更し、高級にんにくで名高い田子町やリンゴおよび田んぼアートで有名な田舎館村など、日本有数の名産地を通過いたしました。にんにくそのものは買いませんでしたが、にんにくセンターで買い求めた「田子町にんにくカレー」はお取り寄せしたいレベルでおいしい! 買い物に忙しくて撮った写真が気が付けばコレだけだよ!(終)
また、田舎館村で買ったリンゴジュースもまたお取り寄せしたい!
いやほんと、まろやかさが違うんだよ……!
で、すみません、ここは実際には1日目に行った場所なのですが、なぜか紹介し忘れていました……津軽富士見湖にかかる鶴の舞橋という、日本最大の木造三連橋です。
さわやかな風が湖面を吹き渡り、木々がそよぎ、天高く鳥が鳴く……目の前の水平線にかかる夢のような橋……
むしろ、ここはプーケットか? 状態。本当に美しい場所でした。ちなみにプーケットに行ったことはありません。
もちろん渡ることが出来ます。
というわけで謎のスパンでお送りした青森旅行記、いかがでしたでしょうか。青森に行ってみたくなった? それなら嬉しゅうございます……! 私もまた行きたくなりました。
あの青森旅行から早一週間……! 心はまだ青森にたゆたっています、帰ってきたくありません( いい加減帰れ)
今回の旅行、三内丸山遺跡と並ぶ目玉は、文豪・太宰治の生まれ故郷、津軽地方の金木町。
そこに建つ、かの有名な斜陽館でございます。戦後、旅館になったりしつつ、現在は国の文化財として資料館になっています。
三内丸山遺跡から五所川原市方面へと深い山道を走ること一時間ほど??(忘れた←)
雄大なる田園風景の中にうかぶのどかな町の真っただ中に、いきなりこの御殿が!! ほんと!予兆も何もなくいきなり!!
うおおおほんとだー!ほんとに斜陽館に来てしまったっっ
もはや想像を絶するお屋敷で、とても写真を撮りきれるものではありません。太宰さんお気に入りのコートを着て撮影可とか粋な計らいもあるのですが、豪邸を見て回るのに忙しくてそれどころじゃない! 太宰さん生誕の間とか、ビロウド色の階段とか、自宅の中に突如現れる金庫や銀行カウンター(!)とか。
家の中に、ぎんこう!!!
これが銀行カウンターのあと……
その他、家じゅういたるところにある欄間や襖絵、電飾や壁紙の数々は、東京で目にしたことのあるジョサイア・コンドル作の洋館にも匹敵するインパクトでありました。
正直、いや正直に、お金持ちだとは聞いてた(?)けどここまでとは存じ上げず……!
もはや何階建てなのかもワカラナイ(錯乱)
漆喰に、寄木というよりもはや芸術品のような壁飾り…どこを見ても圧巻!!!
はああ……
あまりに目にまぶしいのでここで一服。
斜陽館の真向いにある唯一の食堂&おみやげ屋さん。なんでも太宰の好物だった食材を使っているとか♪ それにこのドンブリすごいんですよ、食べていくと中から太宰の名言がジワジワと全貌を表していくのです! みやげ屋に売ってたら買うわwwの勢いだったのですが非売品みたいで。ザンネン!
ところでわたくし青森から帰ってきてからの一週間、この名言の記されている書物を読みました……こちら。
読んでから行けヨ!! ……すみませんすみません。太宰さんが晩年、故郷に帰って記した紀行文学です。でも現地に行ったおかげで臨場感マシマシな読書体験になったような気がします。太宰さんあまり家自体印象は書いていませんね。何より、子供の頃の使用人や育ての親との交流を本当に喜ばしく思っている描写が暖かい……!(感動)親類たちとの微妙な距離感もリアル。津軽の風土や歴史ももちろんわかります。
津軽の名産はリンゴなんかじゃない、ヒバだ! ……分かりました!アンダースタンドしましたよ太宰さん!!
名残惜しみつつ斜陽館を離れ、宿泊先の八甲田山の秘湯・酸ヶ湯(すかゆ)温泉につきましたところでまた次回……!
日本列島めっさ、梅雨ですね……
各地で豪雨の被害もあり心配です。もう東京人も半月ほど太陽の光すら見てないような気が致しますよ。まあこちとらラドンさん……ッ! とか忘我しとる間に七月になったほうが一大事でしたけどね!!
そんなこんなで久々に出てきたかと思えばいきなり恐縮ですが青森旅行に行って参りましたのでそのご報告を。一回でさらりとまとめようかと思いましたが、写真を整理しているうちにとてもそんなんじゃテンションが収まらぬと悟ったので細かくだらだらとやることにしました! すべては青森のために……!
とにかく梅雨前線で日本中ニッチもさっちもいかないということで。仙台も雨みたいだしなーと、まず青森の天気というものが想像できないまま、用心して長袖&厚着系で出発。ヒートテックも半袖だけどもちろん着ていくぜ!
………。
青森空港から出ると、そこはめっちゃ旅行日和だった。
ど、どういうことー!日焼け止め置いてきた(終)
と、ともあれ昨年、アノ岩手旅行にも連れ回してくれた、東北地方にかけては右に出るものがいないと思われる友人姉妹と共にレンタカーで出発!!
考古学ファンあこがれの特別史跡「三内丸山遺跡」でございます!
それにしても午前中なのにすでに暑いwww ヒートテックwwww(白目)
わたくし歴史オタクのはしくれとしてあれこれ見て参ったつもりではありますが、国内の古代遺跡は意外に行けていないといつも感じておりましたので、もう! これで! 10万考古学ポイントを稼いだような気分ですぜ~~!! 自分でも何を言っているのかわかりry
30分ごとに開始されるボランティアガイドさんによる1時間ツアーにきっちり参加。
どのガイドさんもきっと素晴らしいのだと思いますが私どもを案内してくれたこの方は素晴らしかった…! 臨場感があふれつつもこちらの想像力を絶えず刺激し、現代の視点から推察させようとする大変秀逸かつ的確なガイドに酔いしれました。
右の写真のような風景もね、きっと何も聞かなければ「いかにも縄文だな~」で終わっていたと思うんですよ。すなわち地面の遺構から上の復元はすべてただの想像にすぎないんだそうです。だから藁葺の家と木の家と、土壁の家と3タイプとりあえず建てているんだそうです。自由に想像していいんだそうです! へえええ~~
ただし鉄材は、時代考証的にダメですw
三内丸山遺跡のシンボルともいうべき、「大型掘立柱建物」(復元)。
……の横にある屋内施設に保存されている遺構。この孔こそが本来、柱が立てられていた場所だそうです。その壮大な規模に圧倒されます。
右の写真が穴の中の様子。木の部分はレプリカです。本物は厳重に保管されているそうです(一部は資料館で展示中)。遺跡の周りにはいまも縄文時代にも在ったであろう栗林やブナ林がそよ風をたてています。栗の巨木の森なんてものを想像してしまいますね~~ ブナは建材には向かないので昔の人も栗の木を使っていたことでしょう。
遺跡めぐりの醍醐味は、やはりその場の空気を肌で感じられることにつきますね。
こちらは大竪穴建物(復元)の内部。ここの臨場感はハンパないものがありましたね。ボランティアガイドさんの〆の語りもここで。なんかもうそれだけで感動体験でしたよ……! 私がもっと真剣に縄文スタディしていれば色々聞けたのにっ!!
遺跡内の博物館もこのように見ごたえたっぷり。なにせ青森といったら最強の土偶王国でございますからねえ……! 正直、三内丸山遺跡だけで終わらせるのはもったいないのですよ。近隣にもざっくざっく、ストーンサークル等の重要遺跡が……! しかし今回は我慢せざるをえず。
こちらは隣接する休憩所で販売されている「ソフト栗夢」。栗夢とかいてクリームと読む。ワタシが考えたんじゃなく。みかけ通りモンブラン級に美味しかったのですが、友人と議論になり、これはもしかして”縄文”を表しているのでは?!という説もw
とにかく青森の第一歩は、素晴らしい晴天にも恵まれ( 焼け笑顔)、上々でございました!
しかし……この先も、オレたちの青森ランナウェイは止まらない……!
次の行先は……津軽地方!!!
to be continued...
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