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気が付けばもうゴールデンウィーク真っ只中とかもはや笑うしかない情況ですが皆様楽しんでますかーー!(ヤケ)
今日も今日とて映画の感想ばっかりですが、何か言いたくなる映画を観たというのはそれだけでいいことだと思うんですよ(強引)
映画「レディ・プレイヤー1」
何といってもスティーヴン・スピルバーグ監督作品でございます! わたくしスピルバーグ監督映画作品を劇場で観るのはなんと記憶から抹消されつつあった「インディ・ジョーンズ4」以来だったかも知れません。どうなのそれ!
しかし、観て見たらこれは良いスピルバーグ。
VRゲームの世界ではアバター、”パーシヴァル”となって英雄的活躍を見せる主人公君ですが、実際は地方都市の息詰まるような退廃的バラック都市に住む青年。この都市の造形がかなりいい感じに工業萌えで廃墟ファン的にまず「おっ!」とさせられます。東京なんかも上から眺めるとまさにこーんな感じで室外機だらけですもんな。
ゲームの創設者がゲーム世界に残した鍵をめぐる壮大な冒険が始まります。
観てない方には何を言ってるか分からないと思いますが「シャイニング」の使い方が最高w
いやこれ、途中までは物凄くおもしれえ!!!ゲーム好きにはもれなく薦められる!……と思ってたのですが、結論が……結論がものすごくお行儀が良いと言いますか、そこだけ急にファミリー向け80年代風に戻ってしまうといいますか……そ、そうか……そうだよね……あまりの正論にぐうの音も出ねえ……\(^o^)/ 個人の感想です。ストップ重課金\(^o^)/\(^o^)/
ともかく一見の価値ある映画であることは間違いありませんのでオススメ致します。ほんとです。とりあえず一番ぐっときた場面は「オレはガ〇〇ムで行く!」あそこより未来風ディスコでBlue Mondayが爆音でかかり出した所です……! オマエはいったい何年生まれなんだ…(非公開)
映画「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
公開したばかり。
それもあって、とりあえず何も言えねえ……。。衝撃の展開に偽りなし。しかしこれほど何も言えない映画があるでしょうか。いや、ない。
自分、マイティ・ソーやアベンジャーズを全部は観てない(確かなんたらウルトロンってやつ……)ぐらいテキトーなマーベル鑑賞者で恐縮なのですが(←)これだけは断言できる……
ワカンダに入国する場面の音楽のカッコよさは相変わらず異常!
あと、細かすぎて伝わらなそうなことを指摘させて頂くとサノス(ラスボス)を演じてるのがジョシュ・ブローリンってよく考えるとすごいことだな、と(真顔)
自分、学生時代()にドハマリした海外ドラマがありましてね……「ヤングライダーズ」という、もうこうやって白状しているだけで得体のしれない気恥ずかしさが生じるぐらいヤングな思い入れたっぷりな、西部開拓時代のポニーエクスプレスという馬による輸送会社を扱った青春ドラマです。そこで準主役級キャラ、若き日のワイルド・ビル・ヒコックを演じてたのがジョシュ・ブローリンなんですよ! ワイルド・ビルって誰やねん?? 駅馬車の御者で保安官でガンマンでやがてはワイルド・ウエスト・ショーに出演してスターダムにのし上がるといういささか属性テンコモリ、実在した人物でございます。
当時から名前を覚えるぐらいこいつぁ只者じゃないとは思っておりましたが、まさか全宇宙のラスボスに進化するなんて全米のみならずびっくりですよ……!
ワイルド・ビル・サノスを倒すのは大変だと思いますが、ア、アベンジャーズの皆さまがたにはぜひとも続編で頑張って頂き……たいです……(震え声)
昔から、口にしていればいつか叶うよ! という格言(?)がありますが、一理あるような気がします。行きたい場所とか常にブツブツ言ってると誰からともなく情報をもらえたり。唐突にスリランカに行けたり。
そんなワタシがとりあえず昔から念仏の如く唱えているのは世界の博物館めぐりがしたいということです。中でも行きたいのが大英博物館とアメリカのニューヨーク自然史博物館。さらに、メトロポリタン美術館もつけて!(通販)
このたび、このニューヨーク自然史博物館が登場する映画が公開されたっつうことで喜び勇んでみて参りました!!
「ワンダーストラック」
監督はトッド・ヘインズ。脚本ブライアン・セルズニック。
あの「ベルベッド・ゴールドマイン」の監督と、セルズニック……セルズニックって古い映画好きにはピンと来るであろう映画界と深い関係をもつご一家の名前ですね。マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」の原作者でもあります。これ昔ワタシも観ましたけどたしか映画の父メリエスをテーマにした話だったよなあ。このお二方が素晴らしい化学反応を経て撮ったのが、まさに「ワンダーストラック」と言えるでしょう。
1920年代を生きるろうあの少女ローズと、1970年代で母を亡くし、また突発的にろうあになってしまった少年ベン。この二人の謎めいた物語が平行して語られるのですがとにかくもうこの語り口がうっとりするほど素晴らしかった!
(にしてもまたしてもろうあの少女の物語。今年だけで「シェイプ・オブ・ウォーター」「ブリムストーン」ときてこれはどういうことなのかと……不思議です。ブリムストーンはR15指定必須ですが(真顔))
ローズの物語はモノクロで語られ、セリフがありません。サイレント映画を踏襲しているのですね。一方、ベンのほうも音声こそありますが途中からほとんどセリフが消えていきます。これは二人の主人公の耳が聞こえないことによる演出なのだと思いますが、音楽の使い方といい、通常のセリフありの映画にくらべてぐっと一人称的といいますか、没入感が凄かったです。
一方で、サイレント映画の時代がおわりトーキーに切り替わることを知ったローズの孤独な絶望感とか、こちらとしてはまったく思いもよらない感情を呼び起こされました。パンフによればローズ役の子は本当にろうあの役者さんだそうです。彼女の表情がほんとに全部良かった…!
確かに彼女彼らにはつらいこともあるのだけれど丁寧かつ洗練された描写で、昨今めずらしいぐらい優しい映画でした。
二人はそれぞれ辛い境遇を打開するために家出します。この二人の出発シーンがまた素晴らしい。そして向かった先は大都会ニューヨーク。そして二人の物語が交わる場所として設定されているのがお・待・ち・か・ね(落ち着け)、ニューヨーク自然史博物館!!!
はああ。。。(感嘆の溜息) もう博物館シークエンスは本当に魅惑のひとときでした。もっと長くてもぜんぜん構わないよ! 映画「ナイト・ミュージアム」で有名にもなった博物館ですが、ベンがやるのはまさにリアルなナイト・ミュージアム。また、970年代のニューヨークの描写もハンパないです。ワタシあまり詳しくないんですが多分選曲とかめちゃくちゃカッコいいんだと思います。さすがは「ベルベッド・ゴールドマイン」監督……! デヴィット・ボウイの名曲「スペース・オディティ」が奏でるまさに魔法のような物語。
これはファンタジー映画とは異なるのでいわゆる魔法のような不思議な作用はありません。
でも奇跡は起こります。ほんとセンスの塊のような編集にクラクラです。クライマックスへの謎ときはドキドキしましたねー。
極めつけは、劇場パンフ!!
劇中、キーアイテムとなる展覧会の本の表紙風。ありがとう……ありがとう……(感涙) 映画パンフレットってなにげに日本独自の文化らしいですけれど、こういう観客の心理を分かっていらっしゃる装丁に出会うと日本人でヨカッタと思いますね!!(そこまで?)
派手さはなく、またサイレント仕様などある意味で好みが分かれる映画かも知れません。
私的には映画と博物館と旅を愛する方にそっとオススメしたい、良質作品でございました!
えっ、もう20日?!\(^o^)/ おかしい! これおかしい!!(おかしいのはおまry
なんかもう1週間が3日ぐらいの感覚で過ぎ行くうちにすっかり過疎化してゴメンナサイ。いや、ネタさえあれば書くんですよ! しかしネタも生活に流されてないですばやく調理しないといったい何を語りたかったのか忘れてしまうという……(ダメ人間)
そんな中、どうしても語らずにはいられぬあの映画!
「パシフィック・リム アップライジング」! 近頃は単純に「2」とかつけない味な映画が多いですな!
いや、率直に言って面白かったですね。
でもね、でもね……観終わって数日するとわりと落ち着いてきました。「1」の出来が神すぎる&マニア魂爆発しとるのが、この続編映画が損してるところじゃないかと思うほど、よくも悪くもすんなり観終わってしまったかなーと。比べちゃ悪いと思いつつ、なんかこう、出撃シークエンスとか、ドリフトのなんともいえない高まりとか、もっと細かくやってくれてもいいのよ……!
いや、悪い出来じゃないんですよ繰り返しますけど。ただ、なんというか快作止まり……
チェルノ・アルファの新型とかも出してくれて良かったのよ?(真顔)
これ、近年多いパターンなんですよね、個人的に。ちょう個人的に。
初代の熱を超えられない、累々たる続編の山……
「スターウォーズ」の続編も、スタートレック、パシリムの続編も、劇場では楽しむんですけど何度も何度も偏執的なまでに観たくなるほどスルメ映画化することがないといいますか……ワタシが歳をとって感性鈍ってる?? いやでも、初代パシリムやロード・オブ・ザ・リングはスルメ映画化しましたからねえ。
ジュラシック・ワールドは、まだ何回か観たけどあれも初代のアイツとかアイツに会いたくて……って感じだったからなあー
そこで、家に帰って初代「パシフィック・リム」を観なおしてみるわけです。
泣きましたね(真顔) 美しさと荘厳さに震えますね。オープニングからエンディングに至るまで。そしてマコとローリーの関係性にもうひたすらごろんごろん……!
デル・トロありがとう! デル・トロという存在と才能を生み出してくれた世界のすべての事象にもありがとう!!(感動のあまりアサッテの方向へ爆走!)
やっぱり初代って、みんな「これが最初で最後かも知れない」と思って作ってると思うんですよ、映画に限らず。ヒットしなかったらそれっきり。だから籠めちゃうんですよね、限られた予算の中でもきっと、過剰にして余剰なまでの何かを。聞けばあの「パイレーツ・オブ・カリビアン」も背水の陣で臨んだらしいですし。そして一部のヲタがそれにフィーバーしたり一般ピープルにもそれが伝播したりして予想外の大ヒット! →続編……となるわけで。
それにつけてもやはりジョージ・ルーカスはやばい。
なにせ最初に造ったシリーズが「4」から始まるとか意味わかんない(褒め言葉)
なんだか思い入れがあるゆえに余計なことを言い過ぎた気もしますがゴメンナサイ。
パシリム2、こんなこじらせ映画スキーの感想など関係なく本当に快作アクションSFなのですかっとしたい方にはオススメします! そして初代も見てください(懇願)
ただ、途中で出てくる日本の風景がなんだか変です。定期ですな。いつまで日本は摩訶不思議ジパングなんだよww……とかなり困惑しましたが、時系列が未来であること、そしてツイッター上で「あれはきっと第3〇〇〇市へのオマージュ」説なんかを見かけてからかなり納得しました。なるほどぉー!
季節の変わり目のせいかどうも体調がすぐれません隊長!! ぬるくなったり寒くなったり花粉を吹きつけられたり!!
えー相変わらずの毎日ですが、先週は映画「ブラックパンサー」を観に行きました。
飛び飛びにしか見れていないマーベル映画ですが、これも基本的には初見さんOKなつくりなので「ドクターストレンジ」同様、わくわくしながら見れました。
確かブラックパンサー自体は「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」で初お披露目だったかと思います(キャップのシリーズだけはなぜか全部観ている模様)
この映画、本国アメリカでは興収歴代ベスト10入りはもとよりアベンジャーズシリーズやスタウォーズ越えの大ヒットとなっているそうです。いったいどんな映画なのか?!と期待がいやがうえにも高まります。
話としてはわりと王道……国を受け継いだ王が一度は玉座を追われながら再び戻って国を取り戻すという感じです。主人公のティ・チャラ新王がわりと常識人なため(笑)他のマーベル単独モノヒーローに比べるとパワーやキャラ性では少し劣るかなと思いましたが、なんといってもアフリカに隠された最先端の技術力を誇る王国、という設定が秀逸です。出てくる俳優さんたちの比率も従来の映画に比べると白人率と黒人率が逆転しています。本国で人気なのもそういった層に訴えているからではないかと思います。
最先端の技術力を誇る国といいながら特殊能力(ブラックパンサー化)継承の儀式は秘儀めいていたり、最終的に玉座は衆人環視のガチンコ殴り合いで決するなど、そんな王位で大丈夫かと言いたくなる場面も少々ありましたが、女性のみで固められた親衛隊などめちゃくちゃカッコ良かったです。
特筆すべきは”悪役”の王のいとこ、キルモンガーのカッコよさと涙なしには語れぬその生い立ちでしょう。主人公を食うほどの魅力があり、これはいいヴィランとして末永く……と思いきや……という。。残念。彼は生かして、バッキーみたいに清濁併せ持つトリックスターとしてシリーズに登場させたほうが良かったんじゃないかなーとそこだけが不満でした。
それにしてもアフリカ、なんと魅力ある土地が”発掘”されたことでしょう。
確かに今までもいくつかアフリカ舞台の娯楽作がありましたが、だいたいが「白人の紳士(探検家)がやってきて黒人王国で起こっている問題を解決する」というような流れだったんですよね。それでも「キング・ソロモン」あたりは昔の映画にしてはかなり生き生きと黒人王国の内情を描いていたと思いますが、あれは帝国主義時代に発表された原作「ソロモン王の洞窟」を書いたハガード卿の筆の勢いとキャラが良かったからなのかもしれませんな……
それでも、やっぱり白人による白人のための娯楽の域だったのでしょう。やはり色々と差別されてきた”黄色人種の我々”からするとそれもまたフクザツな気分になりますが。
そういう因縁の価値観をひっくり返して見せた「プラックパンサー」はいわゆる大傑作ではないのかも知れませんが、長く映画史に刻まれる。そんな予感が致します。楽しめて良かったです!
ギレルモ・デル・トロ監督、アカデミー賞四冠おめでとうございます!!!
完全オリジナルなファンタジー映画では初の快挙ということで全世界のオタクとマニアが、泣いた(断言)
日本のカルチャーにも造詣が深いことで有名なデル・トロ監督ですがそれ以外にも世界中の神話や伝承にも通じていらっしゃる正真正銘のインテリ……なのにあの気さくなキャラクターのギャップがたまりませんね!! 絵も上手いよ!
私も今週あたまに受賞作の「シェイプ・オブ・ウォーター」を鑑賞致しました。完成された世界観にはうなるばかりですね。物語は「大アマゾンの半漁人」という古い映画にインスパイアされたものらしいです。
監督曰く「美女と野獣の物語が好きじゃないんだ。どうして主人公は美少女で最後怪物は人間になってしまうんだい?」(大意)とのことですから、本作のヒロインは絶世の美女というわけではない孤独な聾唖の女性と、人間になったりしないガチ半漁人のヒーロー(?)という、この手のジャンルに免疫があったとしてもかなり斬新なラブストーリーとなっています。リア充の観客さんは困惑すること請け合い……
これに作品賞をあげたアカデミーは今回ばかりは大英断!と言わざるを得ません!
じゃあ悪役オブ・ザ・イヤーは二人を追いつめる警備担当のアノ人だね……?とお思いかもしれませんが、実は違います(何) いやあのひと、悪人だけど被害者でもあるよね?という。実にお見事な追い込み方と狂気っぷりはさすがでございました。キャラクター的には半漁人の”彼”そのものより良かったと思いますよ…ええ。
私、先週ほんとに偶然、この「シェイプ・オブ・ウォーター」とある意味似た映画を見ていたので比べずにはいられなくなっています。「ブリムストーン」っていう、オランダ人監督が撮った暗黒ウエスタンと……!
この映画は「狩人の夜」という、これまた昔の古い映画に非常に色濃く影響を受けています。どこがどう同じなのかということを言いだすとこのブログの範疇を超える異次元になってしまうので割愛致しますが(逃) ちなみに「狩人の夜」はワタシのオールタイムベスト入り映画です……フフ、フハハハ……!(怪)
「ブリムストーン」の主人公も聾唖の謎めいた女性で、美しく成長したあのダコタ・ファニングが渾身で演じています。彼女には秘められた壮絶な過去があり、そしてガイ・ピアース演じる暗黒牧師に執拗にストーキングされています。
いやーしかしほんとに暗黒映画でしたね。女主人公でここまでやるか!と。どれぐらい暗黒かというと正直心臓の弱い方にはオススメ出来ません!と及び腰になるぐらい……もう観ている間じゅうさしものあっしも (; ゚ ロ゚) って顔でしたよ…… ウエスタンだからなんとか受け入れられたけど。
とにかく残酷ですがそれだけに場面場面が非常に胸を打つ物語でした。ガイ・ピアースがね、超絶ド変態鬼畜野郎ですよ。こんな鬼畜野郎は久々に観たわ! こんなのどうやって役作りしたんだガイ!! ということで、悪役・オブ・ザ・イヤーを謹呈。これよりヒドイ悪役は絶対数年間は出ない!!(断言)
印象的なのは、偶然とはいえこうもたてつづけに「声(言葉)を奪われた女性」やマイノリティを鼓舞する映画が公開されているということ。それ自体が現在の世界を映しだす鏡のように思えてきますね。
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