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2024/05/19

三月になって早5日……

この時期になると作家さんのブログなんかで「確定申告」の話が出るのを他人事のように思って幾星霜……でしたが、ぢつは今年、私も初めてやることになりました。

 楽しい副収入があったわけじゃないよ \(^o^)/ ただの医療費控除だよ \(^o^)/

 しかし、なにゆえ初めてであった&ネットと郵送で済ませたためどうも不備があったような気がしてなりません。何か音沙汰があるようでもないし、どうなるんだろ…。


 さて、昨日は新作映画「アサシン・クリード」を観に行ってきました。これも予告編で延々延々と期待を高められてきた映画でしたが、予想にたがわず面白かったです!!

 ゲームの映画化というのもある意味一つのジャンルだと思いますが、古い所では「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」w
  あとは「トゥームレイダー」、「バイオハザード」……あたりが著名でしょうか。
 個人的にはディズニーが映画化した「プリンス・オブ・ペルシャ」がとてもお気に入りでソフト&サントラまで持ってる始末w あの映画の唯一の弱点は黒幕のアノ方が火曜サスペンス劇場なみに一目で分かってしまう所のみでして(真顔)、大変痛快かつロマンあふれる冒険映画です。

 「アサシン・クリード」も元のゲームの知識は聞きかじる程度でしたが、所々わかりづらい設定はあれども主人公が遺伝子の記憶を辿ってレコンキスタも終わり頃の中世スペインのマドリード、コルドバといった舞台にジャック・イン(笑)していくシーンのたび、萌え燃えすぎて頭がクラクラしました。最高です。まるで今はやりのVRをまるっと大画面にしたかのような臨場感!! いやもう、あの視点の動かし方、入り方がたまらん!!

 CGIはもちろん使われていますが基本的にスペインやマルタといった中世の面影の残る都市でロケしたそうで、そのへんの雰囲気もこたえられない魅力でした。アルハンブラ宮殿も出るよ!!
 加えて、素晴らしい戦闘&チェイスシーン。超人的なスタントシーンも圧巻。主演マイケル・ファスベンダーとマリオン・コンティヤール……鉄壁の美男美女。言うことなしです。てかまだこの二人が夫婦役の「マクベス」観てないのよォォ!!(身悶え)
 
 著名な方ではないようですが女アサシン役の女優さんも超カッコイイ……。。

 基本的にあまり超常現象やら魔法やらが希薄な世界観で、アサシンは超人的な身体能力を誇るとはいえあくまでも生身の戦士である、という所も萌えますね。文字通り身一つで巨大な陰謀に立ち向かっていくのですな……ノベライズも出てるみたいなので(しかもハヤカワ)読もうかな、と思っております。

 元のゲームもルネサンス期フィレンツェや近世ロンドン等々、時代や舞台を変えて展開しているそうです。映画の中世スペインはオリジナルだそうで。製作者の気概に拍手!!
 終わり方も意味深なので、ぜひとも続編を!! 絶対観に行くわ~~ つうかコレももう一回観たい。。。 アサシンに、あたいもなる(夢)

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2017/03/05 こんな映画を見た・・・ Comment(1)

タルコフスキー礼賛

いつまでたっても艦これ冬イベの掘りが終わらなくて……如月。いやそんな問題発言より今週前半は風邪をひいてしまって大変でした。ほぼ確実に隣の席(誕生日席というかなんというか)で先週から風邪ひきまくっていた上司から渡来してきたんだと思われます。が、さすがに上司に向かって「伝染(うつ)しましたよね?(真顔)」なんてきけないんであります(真顔) まあインフルとかやばいものではなかったので良しとしましょう。

 それで最近ようやく回復の兆しが見えてきたところで、先週の休暇中の感想第二弾(遅)

 2月になって偶然、ツイッターにて新宿のミニシアター情報を目にしてビックリ!!!
 かねてからの念願でありまあ叶うこともないであろうと思っていた、ロシア(ソ連)のアンドレイ・タルコフスキー監督作品の特集が行われるというではありませんか!! しかもワタシの休暇とかぶる!!
 
 これはもう行けと言われている(確信)……と、夢見がちな人間に有りがちな思い込みでミニシアターに初潜入。とてもきれいで行きやすい映画館でした。ミニシアター久々だなー。

 タルコフスキー監督の長編映画は7作品と寡作ともいえます。自分はそのうち多分6作は見てますが(残りも近々観たいものです)すべてDVDやビデオでのみ。

 ちなみに特に好き過ぎる「アンドレイ・ルブリョフ」と「ストーカー」はDVDとBlu-layが手元に……(最近になってようやくBD化したもんで)

 うおおおこれらのネ申映画がスクリーンで見られる!……と意気込んではみたものの、日程の関係で結局一つしか鑑賞できない情勢に……。。悩みに悩んだ末、究極の逃避SF映画「ストーカー」を観ることに決定。「ストーカー」は原作本もなぜか2冊所持……ストルガツキー(作者)も好きなんですよ(映画の脚本もストルガツキーが書いてる!) 念のために言っておくと付きまとうアレな人の話じゃありませんので……^^; どちらかというとさ迷い歩いてる人達の話かね……
 
 いやー、行って良かったです。何度も見てきた映画なんですけども、なんといっても音響効果ですよ。家のしょぼいテレビで聴くのと映画館のスピーカーで聴くのとでは全然違うものなんだなというのを再認識。今まで自分はDVDからBDに画質がバージョンアップすればそれで良しとしてきたわけですが、間違っていたかも知れない……。
 映画館の闇の中、天上からしたたりおちる謎の水滴や、地面から湧き出してくる謎の地下水( 水浸し!!)のせせらぎの一つ一つにも意味を感じられ、自分は今まで何を観た気になっていたのだろう! と衝撃を受けました。他の作品もやっぱり映画館で観るべきだったなあ…orz と思わずにはいられず。 それか家鑑賞用のヘッドフォンを買うか……(真顔)
 
 いつも思うのですが、映画やライブも、そこに「これを見たいと思う人達」が集って初めて形成されるものです。行って見たら映画館ひとり貸切状態だったwwwとかそれはさておき(実体験)
   自分が細々と愛好しているものに同好の士が居る、それが分かるだけで感動を覚えます。このブログや小説だってそうです。こんなことを書いたところで誰が読んでくれるかも分からないのにな……と思いながらいつも書いています。

 しかし、あてどなくとも発信したり受信したりすることで、こうやって小さくとも「夢」実現のきっかけに繋がったりもするのですね。本当に、いい体験を致しました。

2017/02/24 こんな映画を見た・・・ Comment(0)

新作映画2本

うぃー……とりあえず念願の2本を鑑賞してきました!!


「ドクター・ストレンジ」

 去年から予告編を見せられ過ぎてて若干食傷気味いまかいまかという気分でしたが予想以上に面白かったです!
 久々の新ヒーローお披露目ということで、実質上の第一話。山ほど作られたマーベル作品を観ていなかった人にも入りやすいのが利点かもしれません。

 いまをときめく天才外科医からネパール系カルト集会の会員(違)になる主人公を演じているのはベネディクト・カンバーバッチ!!

 相対する敵・カエシリウス役はマッツ・ミケルセン。かっこいい。

 そして、謎めいた導師エンシェント・ワンはティルダ・スウィントン様!!
 多分この映画のウリはめくるめく圧倒的な魔術描写のCGなのでしょうが、個人的には何よりもうティルダ様の超然たる佇まいにくらくらしましたわ……その気配は性差を超越した妖精のように無邪気でいて老成した賢者そのもの。な、何を言ってるかry ほんとそうなんだ…信じられるか…?!
 ティルダ様ならガラドリエルなどのエルフ役も出来ますよね(確信) 「コンスタンティン」の時は天使でも在ったくらいだからな…
 もちろん、ドクターとカエシリウスの掛け合い(?)も良かったですよ! 
 少し異色なマーベル映画の新機軸として、これからのシリーズ展開が大変楽しみです。
 


「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

 これは世間的には堂々たるティム・バートン映画だと思いますが、自分はタイトルロールを演じる女優エバ・グリーン様目当てで行きました(キリッ…) ちなみにバートン映画で一番好きなのはなにげに切り株映画としても名高い「スリーピーホロウ」です。おや……やっぱりそうか、と思いましたかね?(何)

 しかし本作。蓋を開けてみたら、とんでもなくハリーハウゼン映画だった!! な、何を言っているかry

 原作未読なので原作もハリーハウゼン祭りなのか、それともティム・バートンの趣味全開なのかわかりませんけども。マペットの敢えてストップモーションに似せたようなぎこちない動き、ガイコツ剣士に、海底から〇を引き揚げる場面等々……懐かしさを誘う場面が沢山見受けられた気がします。
 まあ、バートン監督、ハリーハウゼンの伝記DVDにもインタビュアーとして堂々御出演でしたしね。そんなDVDやらアートブックやらを何冊も持ってる私も完全に同類なんですけどね!! 監督、ボクと握手!!(゚∇゚)
 
 物語自体もまさか第二次大戦期が舞台(厳密ではないけど)とは思わず、非常に謎めいてて良かったです。「ナルニア国」とか「ネバーウェア」とか、個人的に愛してやまない英国ファンタジーを思い出して独りで胸熱。

 欲を言えばミス・ペレグリンがもっと活躍してくれてもいいのよ……ってところですが、眼福だったことには変わりなく。ありがとうございましたっ……!
 ソフトが出たら監督のオーディオ・コメンタリーを聴きたいと思った作品です。
 
 いやしかし怒涛の映画月間でしたわ……あと何本か見たら三月まで待機かな~~

2017/02/06 こんな映画を見た・・・ Comment(0)

一週間テンコモリ

何が何やら妙に忙しい一週間でした。不調インターフォンと闘ったりインターフォンと闘ったり……(ま た か) こいつったら冬場になるとおかしくなるんですよーHAHAHA……とりあえずまた管理会社に電話するの色んな意味で相当マジイヤなので一週間様子見ていて、試しに叩いたら今日は直りました……お前はいったいなんなんだ……だがまだ油断できない。

 というわけで少しご無沙汰でしたねフフフ……

最近は金曜夜に映画に行くのにハマッてます。空気を読まずに定時に帰る時だけヒヤッとしますがね……。以前は水曜のレディースデーに頑張ってたんですけどね……水曜夜ってもはや翌日がきついんだ……(真顔)
 まあクーポン券とか使えば金曜でも安く観られたりしますし。
 それで初日に「マグニフィセント・セブン」観てきました。最高オブ最高だったわ……クリス・プラットー! 謎のイ・ビョンホンもカッコ良かったですよv
 
 言わずと知れた「荒野の七人」リメイク作品なのですが、今の時代になぜこれをリメイク?というかすかな疑問も観れば納得の21世紀仕様という感じ。人種構成一つで見ても西部劇は時代を反映してきたジャンルでもあるんですよね。まあ本作は理屈抜きに一級のエンターテイメントでしたな。余裕があればもう一回ぐらい行きたい……!

 そして昨日は友人のお誘いで劇団四季「ノートルダムの鐘」を鑑賞。なんと12月から始まったばかりの新規プログラムだそうで。
これまでいくつか劇団四季は観てきましたが、あっさり、個人的最高オブ最高の座に収まりましたね、この演目……

 どれぐらい知られているかわかりませんが(謎)ワタシ、昔から地味にノートルダム・ド・パリ好きなんですよ……。フロロ様の生き様、不器用さを観ているとムラムラしてくるんです(謎) 夜の街を徘徊するフロロ様とかヘル・ファイアーな歌唱とか、こっちがもう嗚呼嗚呼嗚呼ッ……! 完全に子供置いてけぼりな原作寄り重厚ストーリーにも拍手!!
 舞台鑑賞をあまりしない自分から観ても、演出や舞台装置も相変わらず素晴らしかったです。

 それにしてもこの冬季は映画に舞台に音楽にと大変に供給が潤沢でどうしませう。まだ見たい映画が控えております。もうほんと会社とか行ってる場合じゃあないよ…… \(^o^)/

2017/01/29 こんな映画を見た・・・ Comment(0)

渾身の一作

最近はいい映画が多くてじつに嬉しいです。燃え作品があるとブログネタにも困らないしな!

 とはいえ、自分はもっぱら観たい映画しか観なくなってきました……。昔一番観ていた時期はそれこそ手当たり次第観て気に入った作品を見つける感じでしたが今はそういう体力はなくなりましたorz これは読書にも言えることカモ…ですが……

 そんな中でも、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙 -サイレンス-」は何年も前、噂を聴いた時からずっと胸がざわざわしていた作品でした。なんと28年越しの実現企画だったそうです。細かい経緯などは監督のインタビューなどを各自読んで頂くとして( 手抜き)それがいよいよ公開開始となりました。早速観に行ってまいりました。

 原作は遠藤周作の「沈黙」。江戸時代初期に吹き荒れたキリシタン弾圧を背景に、イエズス会のポルトガル人宣教師の眼前に突きつけられる無残な光景や次々に訪れる試練……それをいかんなく体現する日本人俳優も含めた役者陣にただただ圧倒されました。

 ただでさえ映像化が難しい題材な上に江戸時代初期です。私たち日本人だって江戸時代初期の長崎の端の貧しい農村という世界をどれだけ正確に想像出来るでしょうか? それが江戸の町であっても、所詮はドラマや映画を通して見せられてきた光景に過ぎないわけです。
 そんな難しい世界観の創造を、巨匠はやってのけました。思わずウン年ぶりに買ったキネ旬の最新号(「沈黙」特集)の中で評論家の佐藤忠男氏も言っておられますが、カトリック信者であり、子供の頃から地元の司祭の言葉を聴いて育ち、また遠藤周作を30年近くも深く読み込んできたスコセッシ監督こそが適任だった……そう感じます。

 とにかくどれほど強調しても言い足りないぐらい演技陣が素晴らしかった。ハリウッド映画だということを忘れるぐらい日本人俳優が輝いていたのもやはり嬉しいですね。キチジロー役の窪塚洋介も浅野忠信も、代表作になるのでは?というぐらい魅せてくれました。あとすでに評判を呼んでいるイッセー尾形……ご本人よりもだいぶ老け役なのですがなんとシワ等の特殊メイクは一切してなかったそうで。。   なにそれコワイ(褒め言葉) 
 塚本晋也も素晴らしいです。もちろん海外俳優もみんな素晴らしい。褒めたいひとが多すぎるので敬称略ですスミマセン。

 しかし自分が一番共感(というか親近感)を覚えられるのが、踏み絵をしまくるキチジローしか見当たらないという時点でほんとにまあ……お察し。遠藤周作が殉教者でも迫害者でもない、名前すら残らない「負けた人間」たちに目を向けてこの物語を残してくれたこと自体が救いのようなものですね。

 ところでこの「沈黙」の舞台になっている長崎県の外海地区は私の田舎に行く途中に当たります( あくまで、途中…な…もっと遠い…それどころか地続きでもないんだ…) 最近ではこの地域に残る美しい教会建築群ツアーも人気を博しています。
 今回の映画のロケは台湾で行われたようですが、海岸線とかそっくりだと思いました。きっとロケハンで似たところを探し回ってくれたんだと思うと胸アツです。五島は私もまだ行ったことないのでなんともいえませんが。


    
 
 海岸線については過去ファイルにピンボケ写真しかなかったので、黒崎教会の前の黒崎バス停付近で。向こうに見える切り立った岩壁の感じとか充分似てる気がしませんか。ちなみにこのバス停から先の、夕陽の絶景スポットとしても名高い岬に遠藤周作記念館があります。これを機にお客さんが増えればいいですね。ほんと景色抜群ですから。
 長崎市内、長崎駅から近い二十六聖人殉教地なども作品の背景がよく分かる場所です。坂を頑張って登らないとですけど(真顔)


 余談。成り行きで買ったキネ旬、「読者の映画評」コーナーが無性に懐かしかったです…。
 いや私は投稿したことありません、大学時代の旧友が映画ライター志望でこのコーナーに載るべく毎月毎月投稿していたのです。掲載されたときは我が事のように喜び合いました。その友人はいまや映画ライター&作家になって夢を叶えています。すごいなあ。いや硬派オブ硬派の映画誌に評論が載るっていう時点で只者じゃないとは思ってましたがねえ。
 スコセッシ監督すらも30年がかりだしな……みんな凄いわ……orz

2017/01/22 こんな映画を見た・・・ Comment(0)

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プロフィール
 
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ゆきを
性別:
女性
職業:
営業事務員
趣味:
本屋街放浪
自己紹介:
 年にせいぜい一回か二回、自作小説を投稿するために年中無休で四苦八苦(・∀・) 某賞で3回続けて最終選考落選したり諸々落ちたけれど、わたしは比較的げんきです。

 映画や世界史、展覧会鑑賞、庭園巡りが好きです。 

 好きな作家はゼラズニイ、ライバー、ヴォークト、トールキン、マキャモン、レズニック、メルヴィル、皆川博子様などなどなど……

 音楽、ロック系洋楽好きです。
 30 Seconds To Mars, MUSE, New order, Nightwish, LINKIN PARKなどなど。ゲームや映画サントラも聴きまくります。 
 
 
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