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2024/05/20

激走!常夏スリランカ旅行8 紅茶工場&古都へ

旅行記がまさかの月またぎ! うかうかしているうちにもうすぐあれから一か月ですよ……。。記憶が薄れないうちに書かねば。。(涙) ←泣くな

 さてスリランカといえば何よりスリジャヤワルダナ…(呪文)ではなくセイロンティーという方が多いかと思います。さすが紅茶の国、滞在中は毎日のように紅茶を飲むことが出来ました。


 
 
 こちらは雰囲気も素敵な、スリランカ随一の紅茶専門店に立ち寄ってもらった時の様子。

 かの名高き名産地ヌワラ・エリヤまでは今回足を運べなかったのですが(次 回 は 行きたい(真顔))、古都キャンディ近郊の紅茶工場を見学することも出来ました。


 

 自分は静岡で緑茶工場を見たことがありましたが、あの時のようにほんと工場全体がすでにいい香りに包まれていて清々しいですね。ここでは従業員の方が一つずつ行程を説明してくれます。英語で。でもガイドさんが訳してくれるからだいじょうぶです(・∀・)


   

 セイロンティーが日本や外国に入ってくるまでには各紅茶メーカーを経てくることになりますが、スリランカでは国が行程を管理することで品質を保っているそうです。


 

  見学が終わったあとは試飲もさせてもらいました。

 

 物販ももちろん大充実ですよぉぉ迷う……!(物販いうな


  そして一路、世界遺産の街、古都キャンディへ。このキャンディなんですが、ガイドさんや地元の方々はどう聞いても「カンディ」って言ってるんですよね。道路標識もKandyだったと思うし。例によって日本的な読み方なんでしょうか。


 

 道中、初めて見たスリランカの鉄道!

 キャンディはいわば日本でいう京都や奈良のような古風さの残る湖岸の町です。町全体が世界遺産ということからも分かるように、近代的都市ではないのだけれどほどよい喧噪と伝統が同居している、そんなノスタルジックさのある町でした。山がちな地形の中腹にはりつくように家々が並んでいる様は自分的にはどこか長崎の街をも思い出させてくれました。

 キャンディではこのツアーが女子向け(一応)である所以?の、占い師さんによる占星術鑑定結果をじかに伺いました。いや、どんなもんかなと思っていましたが物凄くためになりました。占い師さんは英語でお話して、それを例によってガイドさんが訳してくれます。特に内面についての指摘はびっくりするほど当たっていると感じましたね。何より占い師の先生が優しくてなんかもう癒されるってこういうことかと。
 そのあとはお約束の宝石店に案内されたりもするわけですがねw  いや、ああいう話を聴くと買いたくなりますよ、自分の守護石。二度と買うものでもないと思い切って買いましたよ! 予算オーバー\(^o^)/

 そんなこんなでシギリヤやコロンボとはまた雰囲気の違う、高地の都市へ入ったのは夕方。

 

 宝石店で躊躇しすぎたせいかw 時間ギリギリで観に行ったキャンディアン・ダンス・ショー。悪魔祓いのダンスが見たかったんで満足!!

 
 
  この方たちは、真ん中にある火の上を裸足で渡ったりもするんですよ! 超人か!

  

 イギリス統治時代のコロニアル建築の傑作でありキャンディのランドマークでもある「クイーンズ・ホテル」! 泊まった……わけではありませんが観られて良かった~~

 

  ガイドさんの機転で、ついにあのトゥクトゥクにも乗りました。ナイトドライブ!


  
  
 私たちが泊まったのは湖畔の中級ホテル、ティランカ。モダンでキレイで良かったです。スリランカのホテルは全部良かったけどな……!


 

 ティランカの夕飯。もう、このヘルシー&スパイシー&ジューシーなカレーがまた食べたくて仕方ないっすよ。そのうち都内のスリランカ料理屋を検索して行くつもりです(どんだけ)

 あとここの従業員さんがめっちゃ親切でした……え、君たち日本人? オイあそこに日本人がいるぞ?!! みたいに、なんかわからないけど入れ替わりたちかわり、いろんなボーイさんが世話してくれたwww 「アイ・ラブ・オシン!」と突如告白されたりなな……21世紀も17年過ぎたというのに、いまだに一番有名な日本のコンテンツが20世紀の金字塔「おしん」というのもどうかと思わないでもなかったですが……嬉しいですよね。

 実はホテルに入る前にスリランカで最も有名かつ重要な場所を見学しています。その模様は、次回、涙の?最終回でッ……!

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2017/11/05 イベント&旅行 Comment(0)

激走!常夏スリランカ旅行7 ダンブッラ&スパイス・ガーデン

誰が為かわからぬ謎旅行記も後半に突入です☆ 日本は台風でも心はまだスリランカ……常夏っ……!( 空しき暗示)

 

 至福の地シーギリヤを去り再び車の旅。すっかり見慣れた道路沿いのフルーツスタンドですがこの辺りのはひときわ鮮やかです。ここのマンゴーは今までの人生で食べた中で一番甘かった…! マンゴーだけで何種類もあるうえに一つ百円レベルですよ! スリランカ有数のフルーツ産地らしく、大賑わいの中央卸売市場の真横も通りました。

 本日は第三の世界遺産、ダンブッラの石窟寺院を訪れます。


 
 
 見えてきましたー。 スリランカにしてはやけにキンキラ現代的だなと思ったらお仏像に併設されているチケット売り場兼博物館だそうです。ガイドさんいわくここから寺院まではまた延々と登り階段があるそうなので車窓観光にて済ませ、先に進んでもらいます(ナイス配慮)

  
 
 
 まあ、それでも結構な登りです。  途中の高台から、すでに懐かしのシーギリヤ・ロックを一望!(悶絶!)




 

 左は世界遺産の碑なんですがすでに古代遺跡の一部のようなシブい佇まい……制定されたのは1990年代だそうですからね。シーギリヤほどじゃないですけどここもかなり素晴らしい眺望でした。右の写真、分かりづらいですがちらりと写っている湖のほとりにかの有名なジェフリー・バワホテルの一つがあるそうな。今回は選ばなかったですけどもいつか止まってみたい伝説のホテル……!


 

 坂を上りきりまして、着きました!! 
 何と言ったらいいのか分からない、圧倒的な石のパワー!!
 それもそのはず、この場所は2000年前から信仰を集めていた聖地だそうな。
 岩山の頂上、つまりこの場所にあった天然の洞窟内に五つの石窟寺院が造られています。
 
 ここでも裸足(靴下)、そして露出度の少ない白系の服装推奨なのですが。
 ご覧のとおり、白い服装まで守っている観光客はあまり居なかったりします。アヌラーダプラはさすがに白系の方が多数派でしたけれどね。大切なのは聖地を敬う心ですよね。
 それにしても、結果的には旅行会社から言われたことをきちんと守ってしまう日本人とスリランカ人が白い装いでやってくる……というのはそれはそれでなんだか悪くないんじゃないかとも思います。(ここでは私たちの他は日本人を見ませんでしたが)


 

 大きすぎて写真じゃ伝わらない、第一窟、涅槃像の素晴らしさ。


 

  これほど濃密な祈りの空間に身を置いたのは初めてで、思わず息を呑みました。


 

 ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味だそうです。
 その名の通り、こちら第二窟の天井からは湧水が絶えずしたたりおちており、それを集める壺がこのように特別に囲われています。まさに聖水。この水がどこから湧き出ているのかも明らかではないといいまして、神秘的というほかないです。

 
 

 こちらは第三窟。やっぱり同じ仏教でも日本の仏様や寺院とはかなり雰囲気が異なります。日本や中国は、衆生を救い菩薩や如来なども拝む大乗仏教、そしてスリランカはブッダの教えにより忠実な上座部仏教ということで違うのは当然なのですが。世界史やってる時はただ用語を覚えていたのみの不肖ワタクシですが、実際に寺院の雰囲気に触れると違いがありありと分かりますね。
  
 スリランカには他にも聖地と呼ばれる場所がいくつもあり一度の旅行ではすべてを回りきるのは難しいです。いつか他にもいってみたい……! 

 ダンブッラで心身を落ち着かせたあとは、打って変わって、海外旅行ではお約束というかある意味お楽しみというか、いかにも観光客狙い撃ちなアトラクション(?)も体験。それがマータレーというスパイスの産地にあります「スパイス・ガーデン」


 
 
  いやーーここ、雰囲気も明るくてちょー楽しかったですわ。
  高速日本語を操る専用の解説スタッフ(というか多分各種外国語にも対応している)の兄さんが1グループごとにぴったりついて、実にことこまかに本物のスパイスの木や実を前に解説してくれます。スリランカ原産のシナモンの樹とか感激しましたよ。こんな機会めったにないし、実に面白い!! 要所要所で、のちに開陳されるスパイス土産やアーユルヴェーダ化粧品アイテム(笑)をアピールしてくれるし。
 ハーブティーを飲みながら色々な質問にも答えてくれ、試したりも出来ます。執拗な売り込みはなくて、ただひたすら万事に親身&熱心。アツい……!w
 実際に肌トラブルや健康障害のある人にもありがたいですし、女子旅としてはここはぜったい外さないほうがいいんじゃないでしょうかレベル。

 で、とりあえずまあのせられるように買うわけですよ……買わずにはいられない。わかっちゃいるけどやめられないw

 私が買ったのは乾燥肌やシワ……等々にに効果的だというアロエベラクリームとサンダルウッドオイルというやつですが、帰国後さっそく毎晩、洗顔後に使っています。で、実際どうなのかと。

 ……マジで、ここ数年無かったぐらいに肌がモチモチしてます。

 でもこれがほんとにこのクリーム&オイルのお蔭なのか、ささくれ大魔王だった心がスリランカにて浄化されたお蔭なのか、はてまた両方なのかまでは分かりません(真顔) ともかく良い買い物をしました。日本で買う美容液1、2本分のほうがずっと高いですからね……そしてもうそんな美容液を探し回らずに済むヨロコビ……!  

 あとこんなものも買いました。

 

 スリランカ産スパイスの見本セットw  まこと色んなタイプの客の心理をよくわかっていらっしゃるこって…。香辛料に一方的なロマンを抱く世界史マニアとしては(?)買わずにはいられないっ……!
  
 ではでは、今宵はこの辺で……。

2017/10/29 イベント&旅行 Comment(0)

激走!常夏スリランカ旅行6 ミンネリヤ国立公園

一体いつまで続くんだこの謎連載とお思いのことかと思いますが今日で気分的には折り返し地点です。それにしてもタイトルに「常夏」と入れたはいいけど切なくてたまらないですよ……こちとらもはや台風連撃と寒さで凍えそうなんだよおおぉぉ(身勝手


 さてシーギリヤ登頂後、アーユルヴェーダとランチでベホマ並みの回復力を得たあとは終日フリータイムでしたので、いくつかあるオプショナルツアーを検討しました。じつに色々あるんですよ! 象に乗るとか牛に乗るとか舟に乗るとか! 目移りしてしまいます。中でも日本では絶対体験出来ないサファリを選びました。車で一時間ほど行ったところに象がいる国立公園があるというのですが、行ってみるまでよく分からなかったですね。なにせ周りはジャングルなシーギリヤですから。

 
 

 とういうわけで、シーギリヤの北にあるハバラナという交通の要衝の街まで移動。そこでサファリジープに乗り換えます。もっとも我々が乗ったのはどう見てもホロつき軽トラじゃね?って感じでございましたが(夜撮影) そしてそこからさらにぶっ飛ばすこと数十分だったでしょうか。ぶっ飛ばすといっても日本の道路事情で想像してはいけません。インド圏に旅行された方なら多分承知であろうワイルドスピードです(控え目な表現) 

 そうやって激しくドナドナされているうちに。


 
 
 国立公園ですからゲートや管理棟があります。そこを過ぎると一気にイントゥ・ザ・ワイルドな気配!

 

  はい川がありますよーと木々の隙間から見ると、なんと天然野生のワニがー!!!
  他にも鳥、猿、鳥、巨大な蜂の巣、猿、猿……と息つくヒマもありません。サファリって忙しいのね。

 

 いきなり開ける、圧倒的な大平原。


 
 
  ピーコック(孔雀)だーー! なんか、珍しい鳥だぁ!! と大興奮が止まらない!
 ちなみにピーコックはいたるところに居ます。日本ではどうしても動物園の檻の中でしか見られないイメージですがここでは野鳥です。
 そして鳥の撮影に無我夢中になっていると「あっち、あっち!」とすれ違うジープのお客さんが私たちの背後を指さし何かを伝えようとしてくれます(インターナショナル感) へ? と振り返ると……!

 
 

  至近距離に、象の群れが静かに歩いていました!
  このミンネリヤ国立公園の名物は、通称”エレファント・ギャザリング”。
  スリランカにはいくつも象に会える国立公園が存在するのですが(スゴイ)、ここではミンネリヤ・タンク(湖)に、一帯にすむ象たちが渇きをいやしに来る様子が見られるのです。朝、夕方がねらい目だそうな。私たちも午後遅くに着いてタンクに着く前に遭遇してしまいました。
 双眼鏡要らない距離ですよ!


 

 すでに興奮冷めやらぬまま我らがジープ()は進み水辺が近づいてきました。この時点でもこの先に何が見えるのか全く分からず。ちなみに今シーズン、全体的に水不足だそうで湖の水量も少ないそうです。道中見てきた貯水池も枯れてましたもんね。ありあまる秋雨前線を少し分けてあげたいよ(真顔)

 そしてついに……
 
 
 
 沢山いるーー!! 百頭以上は居ます!! 微妙にベストシーズンではなかったにも関わらず初回で見られて非常にラッキーでした。


 

  ああ……なんてラブ&ピースな光景なんでしょう;;
  自分、今まで象を見て「カワイイ」と思う感性はなかったんでございますが、ここののんびりした象さんたちはほんと、なんかもうカワイイとしか言いようがなかったですわ。


 

  この通り、ジープが縦列駐車状態ですがあまりに壮大な光景の中ではこっちが完全にお客さんです。みんな静かに、夢中でシャッターを切ります。


 

  サバンナに沈む夕陽。島国であるスリランカでまさかこんな絶景まで拝めるとは。


 

  帰り道にもまた、接近遭遇。もう言葉もなく見つめるのみ。
  午前中に巨岩の頂上でヘンなポーズしていた日の夕方にこれですからね! 髪がいつも以上にゴアついてるのはアーユルヴェーダの名残……
  奇跡のような一日でした。ありがとうミンネリヤ国立公園。

 シーギリヤ最後の夜は、ガイドさんとホテルのバーで一杯ひっかけて大満足のうちに終了。
 
 

 アラックというヤシの木の花の蜜から作った伝統酒だそうです。めちゃくちゃアルコール度数が高いということなので、自分はガイドさんのアドバイスに従いコーラ割りで頂きました(^o^)

 (ちなみにスリランカの女性はお酒やタバコを公共の場では頂かないそうです。旅行者がホテルやレストランでたしなむのは問題なしでございます。)

 ではでは、今宵はこれにて~~。

2017/10/28 イベント&旅行 Comment(0)

激走!常夏スリランカ旅行5 シーギリヤ・ロック(後半)

あれから二週間! 心はまだシーギリヤにおいてけぼりーー(ダメ人間)

 

 ここまできたらあとは上り詰めるしかありません! いざラストスパート! 
 段差もゆるくなってきているので体力的には前半よりラクです。がしかし。

   

 狭いww   そして、若干こわいぃぃいいい!!  眺めがもはや鳥視点!!!

 ここから先はほぼ鉄の階段です。石段より格段にラクですが安定感はありませんよね当然。
 正直、高所恐怖症の方はライオン・テラスまでが限界かも知れません……(それでも充分、探検気分&眺望は楽しめます)
 私は別に高所愛好家でもありませんがなんとかなりました。考えるな、登るんだ! 

 そういえばネット上の先達のシーギリヤ体験記を拝読していると「蜂の巣があって怖かった」との記述が少なからずあり少し不安に思っていました。このあたりの壁に蜂の巣があるにもかかわらず自然保護団体の反対で撤去できず、刺される観光客が続出していたそうです。マジこんな狭いところでどこに逃げろというのかと。でも安心してください! ちょうど向こう側に見えてる足場がありますね? 最近になってスリランカ政府が蜂の巣を撤去してくれたらしいです。森の中にも当然いると思われますが、ひとまずは安心です。

 これで恐れるべきは高さと足元だけ(真顔)


 

 昔のひとが、木の板をとりつけて足場とした岩壁の痕跡(ガイドさん談)。でもごめん、想像しようとしたけどやっぱりいみがわからない(真顔) 手すり掴みながら撮影するのがやっと。 

 そんなこんなでインターナショナルな観光客の方々とアイコンタクトでひたすら譲り合いながら登って行くことしばし。  


 

 つ、着いたーーーぁあ!!


 


 どっちを向いてもすげえええええええ天空!!!(語彙力)


 

 涙がでるほど嬉しいこの壮大な遺跡っぷり!!!!
 これが、この世界が大岩の上にあるとはとても信じられない思いです。いったい王はこんなところで何を思いながら暮らしていたのでしょうか……


   

 酸欠かもしくはテンションがマッドMAXすぎて思わず奇妙なポージングをしてしまった筆者。これだから!ニホンジンは!!!(大丈夫、妹にしか観られてなかったから多分!)


 

 そういえばこんな感じの方々もいたり。もはやカリン塔?(違)


 

 玉座です。お座りはいまでも厳禁。

  
 というわけで気持ちの良い天空の王宮跡地を堪能。名残りを惜しみつつ、下山。


 

 一度も使われなかった「罠」の跡。敵襲があったときにあの大岩を落す……つもりだったようです。


 

 別アングルから見たシーギリヤ・ロック。ああ、あんなところに本当に登ってきたんだなぁあ……

 感慨にひたりながらホテルにもどり、予約してあったアーユルヴェーダの施術(二回目)を受けます。これが実にいいタイミングでした。なにせ、これだけ惰弱&惰弱なワタシが登山をしたというのに筋肉痛ゼロでしたからね!! ウソみたいなほんとの話。 
 もはやマッサージ扱いして申し訳ないですがほんとに身も心も爽快になります……!

    この日はこれで終わり……ではないんですけども(シーギリヤエリアはほんとやれることが多い!!) ひとまず、二つ目の世界遺産シーギリヤ・ロック編でございました☆

2017/10/23 イベント&旅行 Comment(0)

激走!常夏スリランカ旅行4 シーギリヤ・ロック(前半)

懐かしさにむせびつつ写真を選びながら、そろそろアノ旅行は夢だったんじゃないのか?と思い始めたゆきをです。寒い! ベリーベリー寒い!!
 たぶん夢じゃなかったはずだという前提でいよいよ待望のシーギリヤ入りを果たしとうございます!  ところでいまどの辺まで来たかと申しますと、

 

 先日のアヌラーダプラの南、スリランカの古代王朝文化が栄えた文化三角地帯と呼ばれています。ホテルに到着したのは夜。




 おおおお……おっしゃれーーー!!(感動)
 しかしこのホテルにわざわざ2連泊したかった理由は極上のシャレオツ感だけではないのです! その理由は翌朝にならないと見られない!
 それにしてもスマホってスゴイですね… ホテルのfree wi-fiのおかげでこんな所に来てまでグーグルも〇ちゃんも見れてしまうんですから!( 見るな) ちなみに今回の旅行で宿泊したホテルはすべてwi-fi完備でございました。快適快適。

 そしていよいよ翌朝。
 
 

 嘘じゃなかった! (決して入らないけど)プールサイドからシーギリヤ・ロックが見える宿!! すでにテンションMAX! マッドMAX!!
 ジャングルの中に立つ岩山、その上にさらに遺跡が存在しているのですから……!
 とりあえず落ち着くため&登頂日ということで朝食タイム。少し軽めに。


 

 基本的にお米やカリーが主体のスリランカ料理ですが紅茶文化圏のためなのかどうか、パンもとってもおいしい。。! 町中でもベーカリーやパンを満載したトゥクトゥクを沢山みかけました。そして極め付けがこのアーッパ。その場で作ってもらった出来立て、ココナッツミルク入りのお椀のような形のクレープです。真ん中に卵を落して焼いてもらい、ペッパーで味付けしてもらいました。優しい味で、ほんとに美味しかった……っ!!

 というわけで腹ごしらえを済ませたところでいざシーギリヤ・ロックへ!

 
 

 シーギリヤ・ロックは元々は仏教僧たちの修行の場だったそうです。そこに五世紀後半、宮殿や数々の至宝を造らせた狂気の王カーシャパが現れます。王は十一年の間ここから王国を統治しました。そのあたりの詳しい歴史を解説しているのがこちら、シーギリヤ博物館なのですが。


 


 なんとこちらの博物館、2009年に日本の援助によって建てられたというではないですか。
 館内は自然光や植物をナチュラルに生かした、とても美しい場所でした。博物館好きなうえ遠い日本からシーギリヤにあこがれていた身としてはなんとも胸アツなエピソードですよ。いやー不覚。まったく知りませんで…!


 

  まだ午前中ということもあり空気もさわやか。
  ですが、ほんの一週間前まで日本において秋の不調祭りであえいでいた自分のような惰弱に本当に登れるのでしょうか……(ガクブル


   

 広い敷地には復元された遺構と、そのまま残されている遺構がありました。遺構が残されている理由は将来スリランカの学生が考古学を勉強出来るようにということらしいです。見事な貯水システムは今も現役で、雨が降るとこういった穴から噴水が見られるそうな! それも見てみたいものですなあ。


 

 ああああ、明らかに近づいてきたーーー!


 

   左が僧房の址、右がシーギリヤのいわば正門だそうです。この二つの大岩は掌を合わせた形を表しているとされています。あたりはもうすでに目を疑うような光景ですよ……!


 

 登頂中のヘタレ筆者w(妹撮影) 帽子はもう、脱いだよ…(早) 
 正直、この序盤~五合目までが一番きつかったですね。なぜならご覧の通り古代からの階段、けっこう段差があるんですよ。だが! 狸谷山不動院と都営地下鉄の鬼畜階段で日々鍛えられてきた胆力()でなんとかのりきった!はず!


 

  通称”鏡の回廊(ミラーウォール)”。ここには岩山の壮大さを称える古代の詩人たちの言葉が刻まれていてとっても神秘的。それにつけてもガイドさんの余裕の足取りよ。聴けば登頂回数40回を数えているとか。まるでニンジャの末裔のようだ…(日本人脳) ちなみにいま、やっとここら辺 ↑↑ \(^o^)/

 有名なシーギリヤ・レディの壁画もしかと拝見。こちらは写真撮影禁止のため残念ながら画像がありませぬ。 


 

 気が付けばあたりに空中庭園感が♪ しかしここまでくるともはや写真を撮るのも精一杯! 吹きすさぶ強風。いい天気だから助かったけれどもこれ雨天はけっこう厳しいんじゃないかと想像。まあシーギリヤ付近は年間通しても晴天が多いそうです。だからこそ権力者たちは貯水池を各地に作って水を領民のために確保していたわけですね……


   

 スリランカに来てからそれほど日本人観光客を見ておりませんでしたが、さすがシーギリヤ・ロックまで来ると時折日本語を話す東洋人とすれ違うこと数回。それだけでなんだか嬉しくなりますね。人種も出身もさまざまな人々が狭い通路を譲り合い、励まし合いながらただひたすら上を目指す、一種の連帯感……

 登山でしたな、完全に(真顔)


 
 
  つ、、ついたーー! ”ライオン・テラス”に!! 
 岩山の北側の、八合目とでもいうべき広場です。ここでみんな写真撮ったり、束の間の休息を得ます。かつてはこの上にライオンの頭部の彫像があったのではないかと麓の博物館では推察されていました。いやああそれ残ってたらもっと凄かっただろうなあ。
 古代に思いをはせつつ、この先ではまた新たなる展開が登山者を待ち受ける……!

 というわけでまたしても長丁場で申し訳ありませんが、次回に続きまする。

2017/10/21 イベント&旅行 Comment(0)

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ゆきを
性別:
女性
職業:
営業事務員
趣味:
本屋街放浪
自己紹介:
 年にせいぜい一回か二回、自作小説を投稿するために年中無休で四苦八苦(・∀・) 某賞で3回続けて最終選考落選したり諸々落ちたけれど、わたしは比較的げんきです。

 映画や世界史、展覧会鑑賞、庭園巡りが好きです。 

 好きな作家はゼラズニイ、ライバー、ヴォークト、トールキン、マキャモン、レズニック、メルヴィル、皆川博子様などなどなど……

 音楽、ロック系洋楽好きです。
 30 Seconds To Mars, MUSE, New order, Nightwish, LINKIN PARKなどなど。ゲームや映画サントラも聴きまくります。 
 
 
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