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これも先日行ってきました。
「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」in 江戸東京博物館
実はこれほど大規模の妖怪展覧会を観に行ったことがなかったので(なぜか部屋に各種図録は転がっているんですけどもアレー? ←) 大変に嬉しかったです!
まあこの分野は詳しい人が沢山おりますし私なんぞビギナー中のビギナーなのでございますが、そんな私でもこれはマジでお宝級!! と身震いしてしまうほど有名な絵巻物がずらずら……!
感動いたしました。とても混んでいましたが、珍しく、ちゃんと展示ケースごとに出来ている行列にも並んで眺めてきましたとも^^; (普段は行列嫌い。。&気が短いので後方から覗かせて頂く…だけなんですけど)
日本の妖怪はクリーチャーでありつつ、フェノミナ(現象)のキャラ化なんですよね。
そこが面白いと思いますわ。
個人的にはこれが見られたのが嬉しい。
歌川広重「相馬の古内裏」
ガイコツ剣士愛好家としては(な ん だそれ)外せない一枚!
最後には現代の妖怪現象の好例としてか、「妖怪ウォッチ」コーナーが出来ていました。
私、このゲーム去年買って途中までやっていたので、おお、こんなところにあいつらが…! とちょっと感慨深かったです。
あと物販が! 死ぬほど気合の入ったショップなので、グッズに目がない方は札束握りしめていくべきです!いやほんとに! マジ、A級からZ級(?)までレア物がかき集められていましたww
そして私は例によって、荒俣宏監修の百鬼夜行フィギュアガチャを子供たちに入り混じり三回ほど回してきました(真顔)
また……謎のフィギュアが部屋に増えていくお……(白目
ファンファーレというよりファンが壊れているかのような頭でコンニチワ!(何)
……なにかもう個人的に色々言いたいことはあるのですがいずれ、まとめて! ヤメロといわれても御報告致しますので!(だから何) こんなことをやっている場合かあああ
……さて(真顔)、先月上旬、妹に誘われ念願のすぎやまこういち&新日本フィルによる「交響組曲ドラゴンクエストⅢ」コンサートに行って泣き暮れたばかりですが、30周年記念イヤー、恐ろしい子……! 何も知らぬ存ぜぬの私に、またしても妹が「こんなのやってるんだよ……」と差し出したるが、渋谷ヒカリエという、ある意味完全に私のアウト・オブ行動範囲で開催中のイベント!
「ドラゴンクエスト ミュージアム」!!
というわけでこれまた誘われるがままにめでたく先週行って参りました。情弱情弱ゥ……!
もう入口からこの有様ですよ皆の衆! 興奮を隠すのが困難!
(IVの勇者が二人写りこんでいるのはワタシが一番贔屓しているからです☆)
中はミュージアムというだけあって本物の鍛冶職人さんが作ったというロトの鎧や、渾身の描き下ろしロト伝説の画廊、鳥山明先生の原画コーナーもありました。あのファミコンパッケージの原画ですぞ……!(震え声)
まあこのあたりはさすがに撮影禁止でしたがⅣ~Ⅵの各名場面を再現したジオラマコーナーは撮影可でしたのでそこを一部お見せいたします!
うおおおおあああああああ!!!!( もはや魔物声)ピサロ様あああああ;;
これは「V」の、思わずニヤリとしてしまう場面v
「VI」のあの忘れがたいオープニング!!
そしてこの手のイベントのお楽しみといえばフードコートと物販……ブッパン!!
はうああああっ( 今日あんた叫んでるだけやな………)
どこから食せというのか……!
ていうかワタシ、基本的に展覧会はピンで行くことが多いですがやはりこういう楽しいやつは二人以上で行ったほうがいいですよね……こう、カフェでも沢山頼めますしボッチ無表情で食べなくてもいいですしw ←
そして、極め付けがコチラ……!
最後に、会場内で集めたキーワードを持っていくと「勇者の証」というステッカーがランダムで貰えます。ランダムです。勇者は現在10人いますから、狙った子(子いうな)をもらうのは無理だろな……でも本心をいえばせめてロト編か天空編の中の誰かがいいな……と思いながら開けてみたら………
嘘ぉぉ?!キターーー!!!;; ユーリル君!(仮)(久美沙織ノベライズ版の名前w)
ワイはもう思い残すことは何もない……(昇天)
ちなみに妹も割と狙っていたVの勇者様でした!
いやあ……もう諸々良かったです。
何より会場に来ている人たちが皆間違いなくドラクエ好きで、大人から子連れまで本当に喜んでいる雰囲気が最高でした。
さすがに今話題のミュージカルまでは手が出せませんでしたが楽しい思い出に浸れました!
週末、色んな意味で煮詰まっていたところにナイスな展覧会が始まりましたのでさっそく行ってきました。
同行者は大学時代の同窓生で古代ギリシャ専攻だった本読み友人。
ちなみに、古代アメリカ専攻だったはずの自分、卒業式の後なぜかそっちの古代ギリシャゼミの方に入り浸ってオワタという思い出があります……
なぜって……? 結局、あまりにも怖くて最後まで教授連になじめなかったのよね、自分の専攻……( ど ん だ け )
そんなどうでもいいメモリーはさておき。
「特別展 古代ギリシャ -時空を超えた旅」 in 東京国立博物館
紀元前6000年ごろから始まり、ローマ帝国期までをも俯瞰する文字通り古代ギリシャ文明の決定版的展覧会で、大変見ごたえがありました。
ミノス文明とか特に燃えますわ……!
ギリシャといえばギリシャ美術、という印象が強いかと思いますがその変遷も歩きながら辿れて分かりやすかったです。パルテノン神殿の有名なレリーフの複製とかも迫力満点。
ギリシャ演劇で実際に使われていた仮面も初めて観ましたね。
個人的に印象に残ったのはクリーチャー好きとしては見逃せないセイレーン像や、アレクサンドロス大王の胸像などですかね。
後者はアレクサンドロス大王がご存命の時に彫られた、とほぼ断定されているという貴重なものです。なにせ大王はわずか32年というご生涯でしたので。
「いや、32で”世界征服”ってハンパないよね……」
「ほんとだよ……うちら32の時って何してたっけ……?」
「………」
「…………」 →答え:何もしてない
そんな不毛な会話を繰り広げた我々のことは冗談としても(真顔)
音声ガイドのナレーターは某ハドリアヌス帝でお馴染みの市村正親さんで、これは是非借りるべし!というぐらいじっくり解説してくれます。
アレクサンドロスっていえば、少し前になぜかオリバー・ストーン監督の「アレキサンダー」を観なおしたい謎衝動に駆られたりしたんですよね……。でもあれ、ジャレッド・レトのヘファイスティオン君がとにかく気の毒すぎるんで見返す勇気がない……(チキン) 妖しい時代のジョナサン・リース・マイヤーズとかも出てて思い出深い?んですけども……
あと、あまりにも長ぇ……
しかしガウガメラの戦いとか、余裕があればやっぱり観直したい気もしてきましたわ~
わたしここの友の会になってもいいぐらい好きなんだけどなんだか近くて遠いのよね……
ってなことも言っていられないので先日頑張って東池袋のコチラまで出かけて参りました。
「世界の文字の物語 -ユーラシア文字のかたち」展 in 古代オリエント博物館
ユーラシア限定なのでざんねんながらマヤ文字とかはありません!( いきなりそこかい)
メソポタミアの楔形文字からヒエログリフ、アラム文字やサンスクリット語、チベット語、そして漢字、日本語まで、文字通りも文字通り、ユーラシア大陸を文字でめぐる時空の旅って感じで大変面白かったです。
((……ちょうど今書いてる話もいろんな民族?が出てくる話でしたので、ほうほう、ほうほう…?!と気晴らしになりましたネ……))
全然話は違いますが先日、かの伊藤計劃さん原作の映画「ハーモニー」を見ました。
その中で主人公の一人が繰り返し言います。「文字だけが時を超えて残るのだ」と。
この展覧会を見ていてもその通りだと思いましたね。残るのはなにも文学作品だけではありませんし、展示は紙や本ばかりではありません。メソポタミアの粘土板に刻まれた給与明細、布に書かれた旅の記録、滅びた帝国のコインの裏面、今はもう名も知れぬ神様にささげた祈りの土器の断片……
その美しさ、儚さ、力強さには何語の文字であってもはっとさせられます。
文字だけが伝えられるものって無限であり自由自在なのですね~。
そういうわけで(強引)
初公開☆これが自分のフルネームだ! ただしヒエログリフに限る。
あと、最後の方は「カッコイイから」という理由で神っぽいスタンプを好き勝手に捺したので全体が意味不明になっています ←
しかしオリエント博物館……やっぱいいな……もうちょっと手前にあってくれりゃもっといいんだけど………サンシャインの向こうが、、心理的に遠いッ……
鳥獣戯画展(敢え無く断念)の! 轍は踏まないッ!(泣)……というわけで、今年一番楽しみにしておりました展覧会「若冲展」in 東京都美術館、初日夜に即行して参りました。もう去年からこのスケジュール立ててましたもんね(真顔)
関東はある種の仕掛けられた若冲フィーバーの真っ只中といいますか、よくわからん女性雑誌や情報誌にまでしきりに特集されているせいかマダムっぽいお客さんからアートマニアな雰囲気の方までとにかく大盛況でございました。会社帰りの展覧会に私はよく出かけるほうですが、夜にあんなに混んでいたのは「キトラ古墳展」以来ですね……。
グッズのレジだけで30分ぐらい待たされた……。
あの、東京都美術館さんってあんまり大動員出来る印象がない構造だと認識しているのですがが……(改装後はマシになってるけど) この先大丈夫でしょうか……(老婆心)
ともかく、私の中で長らくレジェントと化していた「動植綵絵」全三十幅ほか、大好きな「象と鯨図屏風」にも再会出来まして、なんというかもう離れたくなかったぐらい。。
← これ!
若冲がどう素晴らしいのか、私如きが語ったところで賛美の大海の中に一滴を投じるほどのことでしかありませんので、ここは私と若冲作品のヒストリーでも、軽く(謎)
一般的に、若冲の再評価ブームが起こったのは2000年に京都国立博物館にて開催された展覧会が契機だったと言われております。が、私が初めて若冲作品をはっきり意識したのはとっても遅くて、2008年に東京国立博物館にて開催されました「対決 巨匠たちの日本美術」という展覧会の図録を手に入れてからです。
ええ、この展覧会、実際に行ってすらいないんです。この頃、ようやく日本美術にも関心を持つようになったという所ですね。評判がとても良かったのでせめて図録だけでも……と手にしたわけですが、その中に掲載されていたのが今回の展覧会でもお目見えしていた「旭日鳳凰図」。
なんでしょうかこの美しさ、精緻さは?!と一目で心を奪われた自分、当然のことながら展覧会に行かなかったことを悔やみました。そして若冲について調べ始めます。そして次に瞠目したのがこの絵。
!? タコ?! これだけだと意味がわかりません! あの超絶技巧な鳳凰を描いていた絵師がなにゆえにタコを?! 幼少のみぎりよりタコもクジラと同じぐらい好きだった私はたちまちそのギャップに胸を撃ち抜かれます……(カオス) ようやくこれが全三十幅からなる「動植綵絵」というシリーズの一枚であることを知ります。
というわけで、とりあえず所蔵先の宮内庁三の丸尚蔵館に足を運んでみたりもしました。しかし行ったことのある方はご存じでしょう、あそこはまさに氷山の一角みたいな施設でして、皇室の秘めたる膨大な至宝を折々に数点ずつ展示してあるにすぎないささやかな施設なのでございました。まあしかし無駄足というわけでもなく、動植綵絵グッズをしこたま買って帰ることが出来ました。今もあるのかな?
ああ、しかし!ホンモノはいつみられるのか!
でもそのあとに行けたのがこちらの展覧会。
「伊藤若冲アナザーワールド」2010年 千葉市美術館
後にも先にもえっちらおっちら千葉まで展覧会を見に行ったのはこの時だけです、ハイ…
ポスターの渋さからお分かりかもしれませんが、これは若冲の水墨画をメインにした通好みの展覧会でした。当時は本命(「動植綵絵」)を観る前に番外編を見にいくような気分でありましたが、行ってがらりと印象が変わったので今はこの順番で良かったのではないかと思っています。カラフルな色彩の魔術師としての若冲もさることながら、モノトーンの世界で躍動する超絶的な筆さばきはダイレクトに胸に響くようで、さらに魅せられてしまったとでもいいましょうか。例の「象と鯨」に会えたのもこの時が最初です!
ていうか、実はですね…… ちょうどこの間、2009年に一度「動植綵絵」が東京で全点展示されたことがあるのですよ!(in「皇室の名宝展」)
なんでそれ行ってねえんだ?……ですって……? 行ってねえどころか、どういうわけか気づいたのもだいぶあとでしたよ……。皇室=三の丸尚蔵館という等式にまで想像力が働かなかったのが敗因かと。。
ええ、そう、わたしは、マ ヌ ケ \(^o^)/
それからの苦節6年間。。信じていました、絶対、ゼッタイ、また展示があるはずだと……
ですから今回の展覧会がいかに、いかーに待ち遠しかったことか、お分かり頂けるかと!
ちなみに私が2012年から始めたツイッターの月アイコン、これは若冲の作です。確証はありませんがそう認識しております。かなり昔にネットで拾ったのですが再検索しても出てこず、今に至るまで原典?にも出会ったことがありません。デザイン集とか見れば載ってるかもしれませんな。
ともかくこれを逃すと次がいつか全くわかりませんので、混雑にめげずに行く気力のある方には全力でオススメ致します!
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