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正直いって自分、昨年よりこのレーベルから出ている(そしてこれからも出る予定の)ような話を読んでるときが一番幸せです。。 もうほっこり癒しカフェでお祓いしながら思い出探しみたいな世の気運からは百億光年ぐらい離れてるけど!\(^o^)/
それでも! 構わないッ!\(^o^)/
ナイトランド叢書(アトリエサード刊)
・「幽霊海賊」
・「<グレン・キャリグ号>のボート」
ともに、著者はウィリアム・ホープ・ホジスン。
もうホジスンというか私、物心ついた暗黒若年期から此のかたナイトランドとかウィアード・テイルズとか荒俣宏とか印字されている怪しい本は自動的に買ってきてるんで(真顔)もしかしてダブってる?とか思ってたのですがこの二作は完全に新訳、だそうです、すばらしい!!
海藻大陸! 船上をいきかう不可解な影! 海藻人間! 荒れだす船員たち! 狂気の毒キノコ谷! 海藻人間!! 素晴らしい……素晴らしい。。
海藻人間アンソロジーがあったら是非参加したいぐらいだ……(真顔)
両方とも女妖みたいなジャケですが女妖ものではぜんぜん?ありませんな。でも美しい表紙。
とりあえず、一部のヒトには有名な「マタンゴ」の元ネタが載ってる短編集も読み直す所存。
あとこの二作は俗に”ボーダーランド三部作”と呼ばれる物語群でもありまして、あのラヴクラフト先生激賞の名状しがたき何かが爆誕寸前みたいなみわくの世界観なのですが(謎)「異次元を覗く家」が残り一作であります。
これは大昔に読んだはずですが今回この新装版を購入しましたので近く読み直します。ファンタジーを書くとうそぶきながらも異次元を覗きまくります。
それにしてもホジスン先生、プロフィールを初めて読みましたらめっさ体育会系でびっくりしましたわ……海から陸に行ったんですね。最後は第一次大戦の戦場に散った、だなんて…!
翻訳家の方が書かれているあとがきも実に胸熱。
ちな、わたしこの”ナイトランド叢書”、すでに三分の二は買ってるんですけど……
ナイトランド・クォーターリー誌もお高いけど時々買ってるんですけど……
この時代にこんな叢書がコンスタントに発売されるとは、神だ…神企画すぎる……(涙)
ああ貢ぐよ……いくらでも貢ぐよ……!(ダメ人間)
第二期も全部ヤバそう(自分的に)なラインナップでして、すでに身震いしつつ発売を待機しております!
いつもカオスカオスカオスカ……ry 言ってるのも何なので(目を泳がせつつ)先月買った本の話でも……
月刊MdN 2016年 6月号(特集:惚れる悪の造形)
あ、ハイ、ジャケ買いデス(小声)
映画雑誌コーナーにうまいこと置いてあったものだから……エエ。本来はデザインやグラフィック関連職の方向けの雑誌みたいですね。
映画だけではなく日本のコミックなどからも悪役がカタログ的にピックアップされています。
個人的には後半にオマケ?でついてたメタルバンドの造形特集が珍しくて良かったです。スリップノットやらマリリン・マンソンやらっ……!
メインの悪のカタログ特集を観た感じ、全体に微妙にマイナーというかマニアックですよな……まあこういう切り口自体がマニアックなわけですけど。
リーパーズ(「ブレイド2」)はおお、よくぞ!と思いましたが、クセルクセスww(「300」)あれはな……うん、史実と関係ないよね……だってこの人、風呂上がった?と思ったらいきなりギンギラギンに爆誕だもの……
イーマ竜(「地球へ2千万マイル」)とか渋いっ! 次はタロス君も頼む!
スケルター(「マスターズ/超空の覇者」)も懐かし過ぎるけどもはやマイナーの域ですよな……。半裸に武装したファンタジー戦士ドルフ・ラングレンが現代のアメリカで何やら暴れる超絶B級映画です(雑)
私、これ思春期とかに喜んで居間でビデオ再生しまくってましたけど(真顔)世間的には不評だったんですかそうですか……。
あとは「悪魔の造詣の起源」という、主にキリスト教美術史から悪魔や悪の表象について考察した読み物6ページが好事家には面白いかと思います。これを見てると基本的に西洋というのは善を「善!」とはっきり表現するんですよな、やっぱり。その一方、悪の表現というのは実に多彩です。一見美しい女の人の足が怪物の脚だったり。
得てして悪役の造形のほうが充実するのも頷けますね。
ジャケ買いとはいえ、イモータン・ジョー様をはじめマッドで詳細な造形美のヒミツについてはやっぱり各映画のアートブックをめくったほうが詳しく知れますな~~という感じです。でも悪役の俯瞰という意味では面白い特集だったと思います。色々記憶を喚起されるものがありますので個人的に資料保存版。
ようやく積み本やら何やらを崩し始めてはいますがまったく追いついてません。。web小説も読みたいのが沢山あるのですが例によってPCを立ち上げる時間自体があまりなく。。
ち、ちまちま頑張ります!
<最近読んだ本>
「マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代」門井慶喜 (幻戯書房)
完全なるジャケ&出版社買い(謎) 歴史&美術に造詣が深そうなベテラン作家様による、いわゆる歴史ミステリ評論……だと思っていたのですが読んでみると考察エッセイぐらいの掘り下げかな。「だが、ちょっと待つのだ」「私は想像する」みたいなツッコミ文体はどことなく宮沢章夫氏の昔のエッセイみたいで面白いw
目次を見て、扱っている歴史ミステリのラインナップが定番という以上に、素晴らしい!
ジョセフィン・テイ 「時の娘」
コナン・ドイル 「緋色の研究」
エドガー・アラン・ポー 「アッシャー家の崩壊」
スティーヴ・ホッケンスミス 「荒野のホームズ」 ←ワタシ未読アルヨ
ウンベルト・エーコ 「薔薇の名前」 ←未読だけど映画は見たヨ
オルハン・パムク 「わたしの名は赤」
「わたしの名は赤」というイスラム圏の歴史ミステリを扱ってくれているところが画期的(……ってわざわざいうのも欧米偏重っぽくてアレなんですけども)。奇書すれすれの幻惑的な小説ですが読み応え凄いですよ!
世界で初の「まっとうなゴシック小説」であるエドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」と建築におけるゴシック・リバイバルについて語った第三講「イギリス人には書けない「アッシャー家の崩壊」」がとくに面白かったですね。
確かに。言われてみたら世界初の探偵小説もドイルに先駆けてポーが書いたんですよね……
ポーは19世紀ちょうどど真ん中のアメリカ人ですね(一時、ロンドンに居たこともあるみたいですが)。
当時のアメリカっったらイギリスとは比べものにならないド田舎です(真顔) 東海岸辺りならいざ知らず、南北戦争の前で、奴隷制がまかり通り、鉄道を引くか引かないかというような。
すべてはイギリスという先進国へのかぎりない憧憬と複雑な感情の成せる技だった……と結論がつけば単純ですが、もっとヨーロッパ文明の深いところにまで根ざしているらしいです。
本格的な文学評論を期待する向きには物足りないかもしれませんが、古めかしい英米文学や歴史ミステリが好きな自分的におおいに楽しめた本でした。
せっかくだから今度は門井氏の小説もどれか読んでみようかな。
お。。お久しぶりデス……。
……創作話の連投は気が狂いそうなのでひとまず置いておいて、本の話でも~~
近頃、往年の名作SFが続々復刊されていて懐古厨的には嬉しい悲鳴です!
思いつくだけでもクラーク様やディック様、そして我がフェイバリットSF作家トップ3に入る、ヴォークト様…っ!
「非Aの世界」と「非Aの傀儡」の新装版が出たばかりです!
ちなみに左が旧版で、右が新装版。ひたすらカッコイイ本ってのはいつの時代ももれなくカッコいいもんだな……(しみじみ) 読んだのウン十年前すぎて(真顔)良い感じに内容を忘れているけどスゴイ本だったのは確か。早く読み直したい。
そしてあの名作も新装版が。
フランク・ハーバードの「デューン 砂の惑星」!
いわずもがな、左が旧版で右が新装版。自分は左のやつで所持してますが四分冊かつデヴィット・リンチ版映画のカラー口絵付きで豪華といえば豪華でしたなv カイル・マクラクランが懐かし過ぎる……
こっちは新装版買ってないんですけど、やはり欲しいよなあ。
ちなみにドラマによる映像化もいい出来でしたぜい。
ねえハヤカワさん……この調子でゼラズニイ様の「真世界シリーズ」も完全復活とかどうかな!どうかな?!(目を見開きながら)
新しいSFも読みたいのに古いのも豊作とは、困るなあ……\(^o^)/
なにやらすっかり冷涼、というより日照不足が心配になってくるほど涼しい八月下旬でございます。最後に晴れた空を見たのはいつのことだったろうか……。
近況としましては、下半期?の創作の方針がようよう固まりつつあることぐらいでしょうか。
電撃向けにSFファンタジーを一つ書こうと思います。SFファンタジーとわざわざ云うぐらいだからSF要素あるんかいな……(自問) ちなみに某ゾンビとは全く別物です(哀)
あと一つは、改稿(というより大改築)でファンタジーを一つ。これはまあ気長に。
とりあえず、落ちた実(電撃落選…)から果肉も朽ち果て、しかして種は手元になんとか残った、それで今は十分でございます……
<読んだ本>
「刀剣乱舞絢爛図録」
上半期、色んな意味で予想以上に振り回されてしまった(笑…)このゲームの公式資料集が、ついに出たっ!
古い和本をイメージしたような表紙も素晴らしいです。
書籍扱いではない本なので(JANコードしかついていない)通常の書店にはあまり並んでいない様子ですが、私は版元の直販サイトで予約購入。付録のイラスト小冊子もまさかのオールカラーで眼福でございました。
とりあえず、なぜか暗黒微笑(!)を浮かべた同田貫(ゲーム内じゃ一度も笑ってないのに反則っ……!)のページはもちろん、お気に入りのへし切長谷部や歌仙兼定も色んな意味で素晴らしかったです……エエ。46名、全員好きです。
一名、まだウチにはいない模様の槍のおじさんとかもいますけど(白目
このゲーム、ぶっちゃけストーリーとかゲーム性は亀のごとき歩みでしか進展しないうえにむしろトラブル続きなのに(←)どうして飽きないのかというと、キャラクターの魅力、それに尽きると思います。確かに女性向けではありましょうが、ただのイケメンカタログゲーではないと感じますし、媚び媚びなセリフを言うキャラも一人もおりません。皆、刀としての強い個性や矜持を保持しています。
エンターテイメントにおいて、キャラクターの重要性は、色んな創作者が明言しています(小池一夫さんや荒木飛呂彦センセーも言っているッ!)
ストーリー << キャラクター、とまで言われることもあります。
最終的にはキャラクターが立っていれば面白くなるっていうことですよね…そういう所も勉強になります。
そういえば今月の芸術新潮も日本刀特集で(こちらも素晴らしいので是非!)それによると、来年初頭、京都国立博物館でスゲーいっぱい、ゲームに出てくる刀が展示されるようです。。。
………。
そうだ、京都へ行こう( フラグ)
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