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あっという間に終わりましたね、連休。。
地震\(^o^)/東京23区だけ震度5とか。その朝は、ちょうどSAITAMAに疎開(違)しておったので震度4で済みました……おそるおそる帰宅しましたが、部屋はなんともなってなかったですー!
まあ、震災の時よりは揺れの時間が短かったのが幸いしたのでしょう……
さて、近頃アツイのが、深夜アニメ「シドニアの騎士」です!
わたしの周りには深夜アニメ愛好家様が多く、その影響で私も近頃、見るようになりました。今期もいくつか録画しております。ジョジョ第3部も熱いけど、シドニアも激アツですね!
もともと作者の弐瓶勉さんのファンだったこともあり……。私、漫画家さん自体にハマることって少ないのですが、弐瓶さんは数少ない例外のおひとり。シドニア以外の(笑?)漫画は全部、コンプリートしてるぜ……。画集は初版よっ、家宝よッ!
昔の、とにかく閉鎖的でキリィィィイ…!…で重工!重工!壁を抜けたと思ったらもれなく珪素生物キシャアアア!な作風(カオス)も好きですが、現在の、よい意味でライトになった作風もいいですね。
アニメも作画が綺麗で大変面白いです。作画は大事! 音楽も何とも言い難い無国籍テクノって感じで、カッコいいですね。ちょっとサントラ欲しいです……。
これを見てたら、昔読んだSFのこととか思い出してしまいました。シドニアの世界観が気に入った方なら楽しめるのでは、な思い出のSFをちょっと挙げてみたいと思います。
ちなみにワタシのSF遍歴というのは、黎明期~ヴォークト~御三家~~ゼラズニイ様~~かろうじて1990年代ウィリアム・ギブスン~ソウヤーぐらいで止まっていますのであしからず………(゚∇゚)
【オススメ1】 スタニスワフ・レム『砂漠の惑星』(ハヤカワ文庫)
レムは「ソラリスの陽のもとに」のほうが有名かも知れませんが、私は断然、こちらのほうがお気に入りです……長さもあっちほど長くないし(そこ?)
数年前に消息を絶った宇宙船を捜索するため、ある砂漠の惑星に降り立った”無敵号”。しかし、そこにあるのは変わり果てた宇宙船の姿。そして、突然襲いくる謎の金属雲!
……読んだのが大学生時代で、正直詳細を思い出せないのですが(お い)、この雲がね、もうわけのわからん別次元の存在って感じで驚異なのですよ! もうガウナとか珪素生物とかを彷彿とさせる「嫌ぁぁぁなんなのコレェェェ??!」な感じで弐瓶風味が全開!(独断!)
しかし主人公たちはへこたれず、様々に知恵を絞り、仮説をたてて対抗します。最後なんか、殆どカオスなまま終わる?のですが、異常なまでに感動したのを覚えています……
【オススメ2】 A.E.ヴァン・ヴォークト『宇宙船ビーグル号』(ハヤカワor創元文庫)
大宇宙を行く巨大宇宙船ビーグル号。様々なプロフェッショナルたちが意気揚々と議論する中で、ただ一人、主人公君だけが肩身が狭く、孤独な思いを強いられている。
「おまえ、なんでこの船に居るん?w(嘲笑)」
なぜなら彼が専門とする情報総合学は新しい科学ゆえ、専門化しすぎた科学者たちには理解されていないのだった……。だがやがて宇宙船に、未知の、華麗なる宇宙怪物(※テストに出るぐらい有名!)たちが襲い掛かる。右往左往するばかりのプロフェッショナル()たち……。いまこそ、沈黙の主人公の情報総ryが発揮されるとき……!
この本と同作者の「スラン」は、以前、毎年のように読み返していました。
巨大な宇宙船という閉鎖空間の中で襲いくる怪物たちと、限られた条件の中、渡りあわねばならないところがシドニアに似ているかなぁ、と。
まあこの作品は第二次大戦中に書かれたような古典?ですから、ノスタルジックなところはありますが、私なんかが紹介など今更ジロー(死)な傑作中の傑作です。ああ本当に、ヴォークト様、最高です………今でもMYフェイバリット作家のベスト5には入ります、ええ!
ちなみに映画「エイリアン」の元ネタとも言われています。
まあどちらの話も、女ッ気とかはゼロに等しいのでご注意を………(?)
宇宙の箱舟ネタではハインラインの「宇宙の孤児」とかもありましたかねぇ……。
それにしても私は、大きな難問を前に人物たちが頭をひねって対処するという、初期大長編ドラえもん的な話が大好きなようです……w
うかうかしているうちに3月も5日ですよ、旦那がた……
初七日が過ぎ、祖父のお骨も療養先だった本土から、自宅のある島へと帰ったそうでございます。もう一週間……時の流れは残酷でありながら、慰めでもあると実感いたします。私がお参りに行けるのは一か月は先になりますが……
その時には歴ヲタとして、長崎市内観光も強引にスケジューリングするつもりです…… ←
その前に、京都&奈良旅行もありますし! 歴・史・三・昧! 早々に計画していおいて良かったです……下旬はいろいろタイト過ぎたので。
しんみりしつつ、私の中では項垂れっぱなしだった気分がこうして少しずつ、少しずつですが、上向いてきました。そして、極めつけの嬉しい出来事は、こちらっ……!
戦友とも言うべき投稿仲間様のデビュー作、「氷闘物語 銀盤の王子」(ホワイトハート文庫)がついに、ついに本日発売にっ!!
うおー、超美麗表紙で素晴らしかー! 私もソッコー買い求めましたが、手にした瞬間から、アレやコレやの様々な想いが巡り巡るメリー・ゴー・ラウンド……
読み始めるや、泣けてきました……満員電車でオッサン淑女らに容赦なくなぎ倒されつつ(そんなところで読むな……) 万感の思いってやつですよ! しかし、近頃残業三昧でまだ読み切れておりません! 真骨頂である後半は、もっと落ち着いた環境で堪能したいと思います。
僭越ながらキャラクターを解説させて頂きますと、真ん中の黒髪のイケメンがタイトルロールたる王子様で、右のVisual系ナイス男(ガイ)がその従者様です。好み、です…… ←
この作品は氷闘(=フィギュア)が目玉でありながら、深くエッジに刻まれ飛び散るは氷片ばかりではありません、このナイス従者の冴えわたる舌鋒! 容赦ない主従の舌戦の火花! 古今東西、ケンカするほど仲がイイ!(はず) このスリルは、味わう価値がございますよ~! 所々笑えつつ、勇気が出てくるような物語です!
そして、左のプリチーなブロンドの子は……?
それはぜひ、読んでお確かめを♪
おばんです………サムイ……サムイよ……アメリカよりはマシだろうけど………。。
やっっと三連休です! きつかった!いきなり週5勤務はきつかったorz
先週の土曜だか日曜だかに(もはや記憶が曖昧……)以前から私が年始の楽しみとしておりました「たけしの新・世界七不思議」という全7回で完結したはずの特番の、なんと続編!が放送されましたw その名も「たけしの新・世界七不思議大百科」……カオスww
しかしこれでもう回数縛りが無くなりましたねワー!(^o^)
今回からは遺跡や建築物以外の、考古学的遺物や宝物なども対象となるようです。一発目から、私の好きなマヤ文明の至宝が取り上げられていたりして、興奮でしたよ……!
しかし、いつもエジプト物のインパクトに負け気味なのが悔しいよ……(謎のライバル心……)いやエジプトも好きですけど! でも、一番感動したのは『エジプト誌』(ちょうデカイ稀覯本)全巻を大人買いしたという荒俣さんの武勇伝でしたがな……! たまらん……たまらんよ荒俣さんっ……!
そういえば最近、私が読了しました本も古代文明ものだったり……
「古代世界の超技術 あっと驚く巨石文明の智慧」志村忠夫・著(講談社ブルーバックス)
この本は四章構成で、1.ピラミッド、2.古代ギリシャ、3.古代ローマ、4.メソアメリカ・アンデス文明となっております。
こうやって並べてから気づいたけど”ピラミッド”だけ固有名詞じゃないかw 確かに、著者の記述もピラミッドが一番熱入ってましたが。でも4章にメソアメリカが入ってるだけでもありがたい話ですよ、ええ。並みの世界史本じゃだいたいカレーにスルーされますから……。。
そして、この本を読んで知った驚愕の事実。
最初に「古代世界の七不思議」をピックアップした古代ギリシャの哲学者フィロン。彼が著した本の題名は『世界の七つの景観』といったそうです。この”景観”という言葉が、ギリシャ語では”必見のもの”という意味だったそうで、それがいつしか英語で”wonder"と誤訳され、さらにそれから「七不思議」という日本語になってしまったというのですよ……!
つまり、本来は”世界の七つの景観”ぐらいの意味だったってことですよね。
なにかこう、七不思議っていうとまさしく神がかったような”wonder”なものを想像していたわけですが、フィロンは実際に眼で見たご当地のものを挙げたに過ぎなかったという。
しかし!古代の失われた建造物や技術は我々にとってはロマンあふれるものです! 実際、”七つの景観”の中で現存しているのは「ギザの大ピラミッド」だけですからね~~。
エジプトも、学生時代に行っておけば良かったな、いろんな意味で……(遠い目) てかエジプトはともかく初詣にまだ行ってねえだ……(゚∇゚) そろそろ空いたかな? ←
来世の夢は、小学生男子! 月末月初なんて……キライだ………(虚…)
なにか無駄に波乱万丈な三連休でしたが、古本祭りはとても充実してました。そうやって実地に本を仕入れている間にも注文したアートブックが届いたYO!!\(^o^)/
もう……もう、大満足ですッ……!
左奥、兼ねてから待っていたパシリムアートブック(洋書版)、無事に届きました♪ その横のネコ・パプリッシング刊「モンスター大図鑑」は完全にアレです、所謂ひとつの衝動買いです。若いお嬢さんがお勤め帰りに服を衝動買いするのと全く同じです(こらこら嘘はいけないよ)
パシリムの本、英語は読まなくても大ファンならば是非とも手元に置いた方がいい!! す、すごい気合の入った本です……! これの日本語版が入手不可なのがつくづく悔やまれる……。どのページにも手抜きなし、いろんなところにスケッチやら青写真やらぺたぺた貼ってあって、なんとポスターまで2枚も封入されてますよ! なんかこう、多分監督の趣味なんだろうな!っていう絵柄ではあったが!
一方、「モンスター大図鑑」も素晴らしいッ……! 古今東西、傑作駄作wの別なく映画の中のモンスター&それに付随するキャラクターを完全網羅しています! ”モンスター映画の巨匠たちとの夢の対談も収録”……半分はこれが目当てでしたが、す、すごい……凄すぎるメンツだ……クリストファー・リー、サム・ライミ、ギレルモ・デル・トロ、レイ・ハリーハウゼン……(涙)他四名様は割愛させて頂きますが、いずれも負けず劣らず!!
しかし、うらやましいなあ……ほんと男子はよ……(ボソ……)
この手のインタビューに女性クリエイターってあまり出てこないですよねぇ。オッサンって何歳までも少年!って感じで生きてられそうなのに、”女子”はなんか、なあ。女の身でオトナになってもモンスター大好きー!とか主張するのも大変なんだよ………って最近……チョット、思います……。
世間様に大っぴらに言えないから隠して、時々その謎のパッションを小説という形で落とし込んだり、こうして辺境のブログで細々とお話したりするわけですが。ま、オタク的生き方の宿命なんでしょうかね。十分、楽しいんですけどね。しかし世知辛さに時々、自由なはずの魂も圧迫されそうです……。夢見て生きてちゃダメなのかい……? 妙に弱気ですが、ワタシにはよくあることです。こんな夜もあるさ……\(^o^)/
それにしてもなにかこう、世間の荒波を乗り越えるためにも、気力というか負けん気を復活させたい……! というわけでこれから「モンスター大図鑑」を堪能します……! あと、夜中に放映していた劇場版「まどか☆マギカ」も録画したので観ようかな……フランケンシュタイン祭りの合間に(オマエ……どこまで……)
ゾンビの前になぜかフランケン祭り!(カオス)
「フランケンシュタイン家の双子」
「フランケンシュタイン家の亡霊」 ともにケネス・オッペル著(創元推理文庫)
この方はカナダの小説家(ヤングアダルト系?)さんだそうです。この2作、とくに番号は振られてませんが話としては完全に続いてました。
あまりにも有名な、メアリー・シェリー原作のホラー(SF?)小説の金字塔「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」の主人公、怪物を生み出すヴィクター・フランケンシュタインの少年時代を描いた小説。なんと、この前日譚ではヴィクターにはコンラッドという双子の兄がいるのです。そこが最大にして最重要の”改変”ポイントかと。
改変といっても元の世界観から大きく逸脱することなく、全体の雰囲気も古き良き古典ホラー。けれど新風というか、そこになんとラブコメ(コメではないかもしれないが……)要素まで……v 凄い、目を見張るような仕掛けが!ってわけじゃないんですが、とにかく上手い、上手いわぁ~~とページをめくる手がなかなか止まりませんでした。
原作ではきわめて淑女然としたエリザベス・ラヴェンツァ嬢が一転、イキイキとした、それは奔放かつ魅力的な美少女になってるのもポイント! ヴィクターとコンラッド、おまけに友人代表ヘンリーまで加わって四角関係wwww \(^o^)/ 思わず「エリザベスサン、スコシオサエテ」とスタッカー・ペントコスト司令官口調(パシリム字幕版)でたしなめたくなるほどに罪な色気ビーム!(何)
まあ、ネタバレしない程度に内容をほのめかすと、コンラッドは前半、当時としては不治の病に侵されてしまいます。ヴィクターは兄を死の運命から救うために数々の禁を破り、錬金術や魔術すれすれの神秘の世界に没頭し、やがては「怪物」を作り出す下地を築いていくという。
「双子」はまさにヤングアタルトホラーというか海外ラノベ風といってもいいようなテンポのよい内容でしたが、「亡霊」はけっこうファンタジー色が強くて個人的にはこちらも好物でした。「双子」に出てくるポリドリ(実在のあの人から名前を取っているんでしょう)とかもいい味出してましたねえ。
で、今、ついでというかいい機会なのでメアリー・シェリーの原作も買って読んでますv
ずっと昔に児童書のフランケンシュタイン(痛快世界の冒険文学っていうシリーズの一冊)は読んだり、映画を見たりはしていたのですけど、ちゃんと読むのは初めて。これを19歳で着想したシェリーさんはやはりただものではありませんよ……しかもいかなる先行作品もない時代に、ですよ? ウェルズとかヴェルヌより50年近くも前ですしねえ。
フランケンものといえば、クーンツとかもたしか早川あたりから出していたなぁ……でも長すぎるのも手が出しにくい。今回は2冊で、ちょうど良かった。創元さんの海外文庫、灰色背表紙や紫(SF)とは昔から相性のいい私です……(逆に、黄色……つまり国内作家とはどういうわけかあまりよくない……)
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