久々に映画のお話。1932年ユニバーサル製作の
映画「ミイラ再生」。前から見たかったんですがね、やっと手に入れまして……ッ!
ジャケ写真の人はボリス・カーロフ。同じくユニバーサル映画「フランケンシュタイン」の怪物役の人だ、といったほうが間違いなく有名でしょう。
この方。
ボリス・カーロフのお顔はミイラ再生の方がちゃんと拝見できますがほんともう存在感が凄すぎる俳優さんですよね。
一方、1999年(そんな前か!)の
映画「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」はだいたいの方がご存知でしょう。これぞ、「ミイラ再生」の二度目のリメイク作なのですよ。だから原題も「THE MUMMY」(ザ・マミー)。
しかしこのタイトルじゃドラクエIIIでイシスに行ったことのある人ぐらいしかピンとこないと思います(真顔)
かくして(?)
邦題マジックで正統派冒険映画として売り出されて大正解、見事に大ヒットしました。タイトルって大事だねって話ですよ(自戒を籠めて)
この映画はほんと、ワタシも初見時から好き過ぎてつらいレベルw 故あってすでにDVDを二枚持ってたけど、ブルーレイ買い直してしまったわ……。
公開当時、特殊効果はI.L.M(インダストリアル・ライト&マジック)の独壇場だったのだなーという感じのコピーが踊ってますね。
しかし、「ミイラ再生」と「ハムナプトラ」、思ったよりストーリーはかぶってなかった印象です。本当に、プロットの一番大事な所(イムホテプとアナクスナムンの悲恋、20世紀に甦り厄災を振りまくミイラというところ)だけ一致していて、よくもまあ、あれだけ広げたなハムナプトラ……というのが正直な感想。「ミイラ再生」がダイヤの原石だとしたら、「ハムナプトラ」はカッティングダイヤみたいなものですね!
ヒロインの設定は「ハムナプトラ2」の方に大半を引き継いだのかも。その他、これがアレなのかw と小ネタを発見すると楽しかったり。アーデス・ベイって名前はここから取ったのかいwとか。猫……!とか。
当たり前ですが、「ミイラ再生」の地味な特撮だって、当時の人達からみたら恐怖&度胆を抜かれるほど鮮烈だったと思います。「ハムナプトラ」の代名詞ともなった、砂で出来た巨大な顔面CGとか、20世紀末の我々は度胆を抜かれましたからね。今じゃあれぐらい、珍しくもなんともないのかも知れませんが……。
でもこの映画で何と言っても我々観客の心を最初に掴むのはCGじゃなく、アレでしょ。
プロローグ、アナクスナムンの肩に置かれたイムホテップの手がさっと…ボディペイントをかき消すところでしょう……?! ウワっ、エロイ!!この姉さんもしかしてスッポンポン?!(オイ)と一気にソワソワなるところでしょ!(謎の熱弁)
あとは、登場するや否や壮絶な図書館ドミノをぶちかます正ヒロイン(笑) 素晴らしいです。キャラクターメイキングってこういうのだよねえええ!! いつみても興奮!
「2」は……正直いって冒頭のスコーピオンキング以降、あんまり覚えてないんですが。。ヒロインが大変なことになってたなあ、ぐらいで。
え、「3」? 雪山とジェット・リーしか覚えてねry
まあ、それじゃアレなんで、近々、これら続編も観直そうと思います。今観れば、記憶にあるよりは面白いかもしれない……
(自分の中で1が至高過ぎましてな……)PR
2015/07/05
こんな映画を見た・・・
映画を見たわけではないけれど、映画の話。
大好きな俳優サー・クリストファー・リー様が、93歳でご逝去……!
昨日のニュースですが、実感が沸きません。
ハマー・フィルムは言うに及ばず、スターウォーズのドゥークー伯爵や、偉大なる端役まで。
そして何よりなにより、ひと目で心を掴まれた、ロード・オブ・ザ・リング・サーガにおける、サルマン役……!
ご本人はガンダルフをやりたかった、と冗談めかして言っておられたと記憶していますが、リー様のサルマンは、もう永遠のマスターピースとして全ファンタジー映画ファンの心に刻み込まれました。
BBCが作ったドラマ「ゴーメンガースト」の名従僕フレイみたいな、いかにもファンタジー世界の片隅にいそうな、派手さはないけれど印象的なバイプレーヤーを演じられても絶品でした。ティム・バートン映画におけるリー様なんて、その最たるものではなかろうかと。
ちょっと今、サルマン様の写真が部屋にすぐないので(実家にフィギュアはあるんだが)、手持ちのドラキュラグッズの写真を代わりにあげさせてもらいます……;;
ハマーフィルムといえばピーター・カッシングも鬼籍に入られて久しいですが、やっぱり、ドラキュラ=リー様、ヘルシング教授=カッシングを決定づけた「吸血鬼ドラキュラ」はエポックメイキングだったと思うのですよ……(ご本人はあまりお好きでなかったようですが、ドラキュラ。)
ともかく、まったく実感が沸きませんが、心よりご冥福をお祈りいたします。そして、尽きせぬ感謝を捧げます……!
リー様が居なくなるなんて、嘆き悲しむ人は各方面に多そうだなあ…(菊地秀行御大とか……)
2015/06/12
こんな映画を見た・・・
連休初日。ホビット第三部、二回目を観に行ってきました!
今回は2Dで。じっくり、隅々まで堪能出来ました。。そして前回以上に涙してしまった。。
しかし今日は、違う映画の話をしますぜっ……!(興奮)
「300<スリーハンドレッド> 帝国の進撃」(2014)
色んな意味で驚きの本作。なにせ、あの伝説のパンツ一丁古代筋肉祭り映画「300」は2007年公開。
なぜ、今更続編 ?(゚∇゚)??
そして、そのとってつけたような邦題サブタイは(自主規制)
しかし、観てみて驚愕。続編ではなく、同時進行のウラ側映画だとは!!!?!
「300」が陸戦編なら本作は海戦編と、非常に贅沢なシリーズとして甦り、これはこれで見事!
物語は、ちょうど「300」でレオニダスたち精鋭部隊300人が玉砕していたときの三日間。海岸では、テミストクレス率いるアテナイ艦隊が、圧倒的戦力を誇るペルシア艦隊との一大決戦を前に窮していた……
同時進行の物語なので、前作のレオニダス軍も、敵のペルシア王も当然出演していました。
まさか7年の歳月を経て、現人神(自称)クセルクセス王誕生の瞬間を美麗フルムービーで観させられるとは……! 人生何があるか分かりませんな……!
噴きましたけどね。
「ロード・オブ・ザ・リング」で高潔なるキャラ・ファラミアを演じた矢先、「300」でレオニダスのジェラルド・バトラーと並ぶ驚異の筋肉美をまとって再登場、指輪ファンの度胆を抜いたデヴィッド・ウェンハムも出てます。久しぶり!!
しかし、全体のマッスル率は前作の70%といったところでしょうか。
前回のレオニダス隊はスパルタ軍の最強精鋭部隊の男たちが主人公。
対して、今回のテミストクレス海軍は、民間人の男たちのいわば”寄せ集め”部隊という設定ですので筋は通っているのです。されども、そこはスパルタと並ぶアテナイの男たち。ヘナチョコ男は一人もいません! ヘナチョコ男にゃ(今回も)出演権は、ネエ!!
テミストクレスの智謀とか戦史らしい見せ場も一応ありますが、そんな細々したこと(?)は本作に限ってはどうでもいい!!!!
狂気のペルシア海軍(製作者のシュミが今回も炸裂!)を率いる美しく聡明かつ残酷な女司令官、アルテミシアが凄い!! 演じているのはエヴァ・グリーン。ようやく……ようやく! 正しいエヴァ・グリーンの使い方をしてくれる映画に出会った感があります……!(感涙)
近年稀にみる、素晴らしいゴスヒロイン!
彼女の存在感が凄すぎて、クセルクセス王やテミストクレスが、若干空気!\(^o^)/w
レオニダスの妻・ゴルゴ様も最後になんだか無双しはじめますが、観客の心はもうアルテミシア様の二刀流に貫かれておるんですよ……!
興味が出て調べたら、アルテミシアはテミストクレス同様、実在の人物がモデルのようです
ヘロドトスの『歴史』に記され、賞賛さている稀有な女性です。そもそも、西洋古代史に女性の記録があることだけでも凄いこと。本来は、ハリカルナッソスという湿布薬みたいな名前の都市国家の女王様だったようです。
この映画ではそんな基本設定はギリシア人のペルシア軍人というところ以外はオール無視で悲惨な生い立ちということになってますが、あのキャラを立たせるにはこれぐらいの改変が必要なのも頷けるかと……!
ともかく、この映画は男祭りというよりは女祭りだったのは嬉しい驚きでした。110分というコンパクトな尺の中に歴史的な海戦が四回と、古代戦争マニアにとってもお得?な仕様でございました。まァ、ハイパー古代ファンタジーではあるんですけどねぇ……!
2015/01/12
こんな映画を見た・・・
ようやっと冬休み! 読書、ゲーム、映画、ビデオ、睡眠、これを延々繰り返……ry
あ、昨日はさすがに窓辺とベランダの大掃除(自分比)を決行したら、窓拭きすぎて腕が筋肉痛になったりもしまして。。。
そんな中、まったく無意識にこの一週間に見た2014年公開のSF映画が、どういうわけか全部時間ネタだった件\(^o^)/
わざとじゃないよ!
しかもそれぞれが、全く違う面白さで、オーイェー、映画スゲー!みたいな。
せっかく?なので、感想三連発で。貴重な冬休みにこのような辺境ブログに遊びにきて頂くだけでも恐縮です……というわけで今日は気合を入れて書きましたヨ!(無駄に長文とも云う。。)
SF度 ☆ 「X-MEN:フューチャー&パスト」
言わずと知れた人気シリーズの最新作。本当は映画館に行きたかったのですがやむなく今頃レンタル……。
ミュータントと、新たなる敵”センチネル”の戦争によって荒廃した未来。なんと、プロフェッサーXとマグニートー様が共闘! それほどまでにミュータントたちは追いつめられているのか、と冒頭から衝撃を受けました。
破滅の未来を変える鍵を握るのはミスティークがかつて起こした行動の阻止だと語るプロフェッサーは、強靭なウルヴァリンを、精神のみ過去に送り込み歴史を変えさせることを決意。
プロフェッサーたちの若き日を描いた前作「ファーストジェネレーション」の世界と、本伝のX-MENが統合されたことにまず感激。まあ、ちょっとターミネーターっぽい展開になっちゃったかな?と思わないでもないですが。
同じプロフェッサー役のパトリック・スチュアートとジェームズ・マカヴォイが出会うシーンは最高でしたね!
次はぜひ、マグニートーで……!(無理だろうケド……)
SF度 ☆☆☆ 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
スゲー! 久々にキタ、「SFの皮をかぶった戦争映画」の傑作!!
原作はなんと同タイトルの日本のラノベで、私は未読ですスミマセン……有名になりすぎて手を出すタイミングが……今度読みます。つうか映画の原題は”Edge of tomorrow"でしたね。
謎の宇宙人に襲われ壊滅の瀬戸際にある欧州戦線。そこに送り込まれたヘタレな少佐ケイジ(トム・クルーズ)は、戦場で宇宙人と刺し違えた日から、同じ日に戦死を繰り返す謎の時間ループにはまり込んでしまう……
浜辺の激闘……ハイ、どうみても史上最大のアレ……ノルマンディーマニアの仕業ですねわかります……と思ってメイキングを観てたら、監督自らが嬉々としてそう明言していた (^o^)/
なんといっても「ケイジ」の、ヘタレ→猛者にレベルアップしていくさまが圧巻。
ゲームと同じで、最初はぜんぜんクリア出来ない面も、何度もゲームオーバーを繰り返すうちに出来るようになっていくんですよね……まさかそれを実写で観られるとはw
それでいてまったくゲーム的ではない、迫真の戦闘描写とリアリティ溢れる演技陣や兵装の描写がたまらない魅力となっています。この監督、やるな……!
時間ループというとふつうは宇宙物理学の出番だと思いますが、この作品のように生物学的観点から、しかもそれを戦況と絡めて展開するなんて斬新! 戦乙女の二つ名を持つ女戦士リタもカッコイイし、ケイジとの関係性もイイ! 曹長とその部下たちも憎めないv
でも、SFというよりガチ戦闘映画として楽しめてしまうのでSF度は少しなりを潜めてしまうかな?(製作者もそのつもりだし)
SF度 ☆☆☆☆☆ 「インターステラー」
ノーラン! ノーラン!!(歓呼の叫び) これだけは滑り込みで劇場鑑賞できましたヤッター!!
人類滅亡の危機せまる地球。(ここまでこのテーマが多いと、やはり近未来、人類は滅亡するとハリウッドは思ってるんですかねえ……?)迫りくる破滅から人類を救うため、突如土星の軌道上に出現したワームホールを利用し、植民惑星探査にのりだした人々の物語。
しかしこの設定はほんと、本作のとっかかりみたいなもので、徐々に加速し、あるいはスパンするように見せつけられる全体像は壮大の一言。
それにしましても、どうしてアメリカ映画にはコーン畑がこうも似合うのか?と思うほど、正統派コーン畑映画でもありましたね………(しみじみ)
アメリカの原風景的なコーン畑とその中に建つ一軒の家、そして膨大な時空を隔てた別の銀河系での死闘……がどう絡み合うと言うのか? 相対性理論により、時空ごと引き裂かれる親子の絆はどうなってしまうのか。
その帰結に至る流れはもう、ノーラン監督節の真髄見たり、としか言いようのない迫力でしたね。「インセプション」ではある意味インナースペースを縦横に描いて見せたカメラが、今度は宇宙をこれでもかー!と見せつけてくれます。
私は正直、難解ながら評価の高い映画「2001年宇宙の旅」より「2010年」のほうが好きだったクチですが……(わかりやすかったし。。)
「インターステラー」はなんでしょう、観ている人にきちんと「理想としての人間」や「帰るべき場所」を示唆してくれているところがとても暖かいSF映画だと思います。
でも。だからといって”これはハートウォーミングSF映画です☆”などと紹介するわけにはアカン……元SF畑の端っこに生息していたニンゲンとしては!(落ち着け)
最先端の量子力学が、人間の意識の領域に近づいているという真面目な研究もちらっとどこかで目にしました。近い将来、人類の英知を結集した施設で、重力波の証拠も見つかるだろうとも言われています。
だからこそ、ヒロインが冷たい宇宙の只中で口にする愛に関する言葉が、観ている観客(私)のココロにも響いたのかも知れません。
こんな映画を商業ベースに乗せてしまうアメリカ映画というか、ノーラン監督には今後も大いに期待したいと思います……!
2014/12/29
こんな映画を見た・・・
ひとところ評判になった映画「グランド・ブダペスト・ホテル」をようやく鑑賞。
宣伝を見た限りではシャレオツ映画かな~?とちょっと身構えて(笑…)いましたが、まことにヨーロピアンな黒さありの、トラベル風サスペンスムービーで楽しかったです!
上流階級御用達の一流ホテルが一番輝いていた時代のエピソードを、ある人物が作家に語り聞かせ、その作家が記した本を読者が読んで……という凝った構造。
1950~60年代あたりのヨーロッパ映画を思わせる洗練されたサスペンスを、21世紀の感覚で撮ったって感じで、そのせいでしょうか、新しいのに懐かしい感覚が心地よかったです。やはりセンスと世界観のある映画はいいですねー!
1930年代の架空の東欧小国って設定が、まずツボですな。
音楽も東欧チックで、ちょっと昔はやった映画「アンダーグラウンド」あたりを思い出して懐かしくなりました。
俳優陣も豪華でしたが、メイキングを見るとみんなが「とにかく、ウェス(・アンダーソン監督)の映画に出たかった!」と口を揃えていました。
この監督のほかの映画を観ていませんでしたが、そのうち観てみないとですな。
主演のレイフ・ファインズは最近おいしい役が多いですねえ~~「OO7」のアレとか……!
あぁあと、オーウェン・ウィルソンが元気そうでなんだか安心しましたよ……
何より、劇中で出てくる「鍵の秘密結社」って設定がオモシロイ!
あれを、あのワンコーナーだけで使い切ってしまうのは勿体ない気がしますよっ……!
劇中でキーになる”名画”は実在……するんですかね??
アレの身代わりに出てきた絵はエゴン・シーレだとすぐわかったんですけど^^;
年末は、今年見逃してしまった映画を頑張って観たいと思っております~~
2014/12/26
こんな映画を見た・・・